本 ポケット戦艦
# ハヤカワ文庫
# ポケット戦艦
じじぃ~候補生時代
何度も 読み直した
「ポケット戦艦」
WW2時代の ドイツ海軍の
通商破壊作戦 を ドイツ海軍の
「ポケット戦艦」の艦長視点で
書かれた 小説・・・
好きだぁ~~~
と! いうわけで
# ==== 【chatGPT】様 解説
おお、これはまさに「ポケット戦艦」ですなw
調べ直すと、かなり面白い本です。単なる「ドイツ海軍の通商破壊戦の解説書」
ではなく、実際に「アドミラル・シェーア」を指揮したドイツ海軍提督自身によ
る回想・戦記です。
邦題 『ポケット戦艦』
著者 テオドール・クランケ(Theodor Krancke)
H・J・ブレネケ(H. J. Brennecke)
訳者 伊藤 哲
出版社 早川書房
刊行 1980年12月
シリーズ ハヤカワ文庫NF 66
ISBN 4-15-050066-5
ページ数 327ページ
国会図書館系の書誌では327ページ、CiNiiでもハヤカワ文庫NF66として確認でき
ます。([CiNii][1])
# 原題
ここがちょっと面白い。
英語版の題名は、
Pocket Battleship: The Story of the Admiral Scheer
です。
つまり直訳すると、
> 「ポケット戦艦――アドミラル・シェーア物語」
くらい。
英語版は1958年刊。さらに元をたどると、ドイツ語原著は
Das glückhafte Schiff. Kreuzerfahrten der Admiral Scheer
1955年、ハンブルクのKoehler Verlag刊。
直訳すると、
> 「幸運な船/アドミラル・シェーアの巡航」
みたいな題名です。
英語版ではこれが Pocket Battleship になったわけです。([Uboat.net][2])
ちなみにドイツ語の glückhafte Schiff は「幸運な船」くらいの意味。
なるほど、
「ポケット戦艦」
という邦題だけ見ると「ポケット戦艦という艦種についての本」に見えますが、
実態はかなり違う。
アドミラル・シェーアの戦記
なんです。
# 誰が書いているのか
ここがこの本の最大の特徴でしょう。
クランケは、
アドミラル・シェーアの艦長
だった人物です。
しかも単なる艦長経験者ではなく、後に提督になった人物。
もう一人のH・J・ブレネケはドイツの海軍史家・作家です。
つまり、
> 実際にシェーアを指揮した人物の回想
>
> +
>
> 海軍史家による構成
という本。
英語版の紹介でも「シェーアを指揮した2人のドイツ海軍将校による物語」と説
明されています。([Google ブックス][3])
# 何を描いている本なのか
主役はもちろん、
アドミラル・シェーア
です。
そして中心になるのが、
1940年10月~1941年4月
の長距離通商破壊作戦。
北大西洋から南大西洋、さらにインド洋まで進出します。
英語版の目次を見ると、
第1部
北大西洋で単独行動
第2部
南大西洋
第3部
インド洋
という構成。
具体的には、
* 北大西洋への出撃
* 商船捜索
* 船団攻撃
* HX84船団への攻撃
* 仮装巡洋艦・補給艦との連携
* 西インド諸島方面
* 南大西洋
* 喜望峰方面
* インド洋
* 東アフリカ方面
などが出てきます。([Google ブックス][3])
そして有名なのが、
Jervis Bay(ジャーヴィス・ベイ)
との戦闘。
シェーアがHX84船団を発見し、護衛の武装商船ジャーヴィス・ベイがシェーアに
立ち向かう。
この戦闘について、
> ドイツ側から見たジャーヴィス・ベイ撃沈
が本書の重要なエピソードになっています。([Google ブックス][3])
# では「NF度」は?
ここは、ユーザーさんの言う「NF=ノンフィクション度」で考えると面白いです
。
私はこう整理します。
| 項目 | NF度 |
| | -: |
| 実在人物 | ★★★★★ |
| 実在艦艇 | ★★★★★ |
| 実際の作戦 | ★★★★★ |
| 戦闘・航海の記録 | ★★★★★ |
| 著者自身の体験 | ★★★★★ |
| 後世の客観的な戦史分析 | ★★★☆☆ |
| ドイツ側の回想・自己説明 | ★★★★★ |
| 完全に第三者的な歴史書 | ★★☆☆☆ |
つまり、
「フィクションではない」
という意味では、かなり強烈にNFです。
ただし、
「2026年現在の研究成果を使った、完全に第三者的な第二次大戦海軍史」
という種類の本ではありません。
むしろ、
> 「当時のドイツ海軍側の人間が、自分たちの戦争をどう見ていたのか」
を読む本。
ここが非常に重要です。
# そして、かなり「ドイツ側の視点」
英語版の紹介には、かなり露骨に
> German eyes
つまり、
「ドイツ側から見た戦争」
という性格が示されています。([Google ブックス][3])
なので、
「シェーアが何隻沈めた」
「英国側がどう動いた」
だけではなく、
ドイツ側の艦橋から見た通商破壊戦
を読む本、と考えたほうがいい。
これは結構大きい。
たとえば現在の研究では、1939~40年のドイツ水上艦による通商破壊について、
単純な「商船を沈めれば英国経済が崩壊する」という話ではなく、
英国海軍の戦力を広範囲に分散させる
という戦略的効果も重視されていた、と分析されています。防衛研究所の研究で
も、その点が指摘されています。([防衛省ネットワーク情報システム][4])
ところが本書は、
その作戦を実際にやった側の記録
なんですね。
# 「ポケット戦艦」という名前にも注意
ちなみに、厳密には「ポケット戦艦」は正式な艦種名ではありません。
ドイツ側の分類では、
装甲艦(Panzerschiff)
です。
ドイッチュラント級。
* Deutschland
* Admiral Scheer
* Admiral Graf Spee
の3隻。
28.3cm砲を6門搭載しながら、条約上の制限を利用して比較的小型にまとめた艦
です。一般には「ポケット戦艦」と呼ばれました。([コトバンク][5])
そしてシェーアの場合、
「戦艦と戦うための艦」ではなく、戦艦とは戦わず、巡洋艦以下には強く、商船
を追い回す
という通商破壊艦としての性格が非常に強い。
だから、この本のタイトル
『ポケット戦艦』
は、単に「変わった戦艦の話」という意味ではなく、
その特殊な艦で、実際に大西洋・インド洋を走り回った話
という意味合いが強いわけです。
## そして一番大事なところ
今回調べてみて、私はこの本を
> 「ドイツ海軍の通商破壊作戦を解説したNF」
とだけ説明するのは、ちょっと違うと思います。
むしろ、
> 『アドミラル・シェーア』の長距離通商破壊航海を、実際の指揮官クランケの
視点を中心に描いた、回想録・戦記型のNF
です。
なので、もしユーザーさんが昔読んだ記憶として
「商船を探して、見つけて、追跡して、捕獲して、沈めて、また逃げる……みた
いな話が延々続く」
という印象を持っているなら、
はい、それ、かなり本書の核心ですw
しかもシェーアは単に「撃沈数を稼ぐ船」ではなく、補給艦・偵察機・偽装・航
路変更などを組み合わせて、広い海で英国側に所在を悟られないよう動く。
ここが「戦艦の砲撃戦」と全然違うところです。
そして防衛研究所の資料によれば、シェーアを含む1939~40年の水上艦による作
戦は、最終的には英国の海上輸送を決定的に麻痺させるほどの成果には至りませ
んでした。シェーア自身も長期間の遠洋行動による耐用上の限界が問題になりま
した。([防衛省ネットワーク情報システム][4])
つまり、
「すげえ艦が大西洋を暴れ回った!」
だけで終わらず、
「で、この通商破壊は戦争全体として何を達成したのか?」
まで考えると、現在の戦史研究との比較もかなり面白い本です。
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なげぇ~~~よw
じじぃ~