こうして座っているだけで
春の日に眠る
ちっぽけな悩みとか
日の光が溶かしてくれそう
暮らしは小さく
大きな願いと理想
心に留めて省みるだけで
それは悲しい事じゃないけど
もうすっかり慣れた事の方が
ただこの小さな体に
何もないようだから
せめて冬の間は雪化粧みたく
飾っていたよ

やがて季節は巡る
僕はそれだけは知っていたから
優しさも冷たさも運ばれては消える
儚いうたに焦がれたのは
そんなちょっとした理由
取りこぼしたものと
風に惑い落ち込むけれど
いじける事に明日を託した訳じゃない
だからこうして春の日は
せめて老いてゆくだけの
毎日じゃなくて
僕は季節の香りに導かれ
訳は無くとも外へ行きましょう