息子の中学受験本番が近づいた頃
夫が願書を全部準備してくれました。
当時はWEB出願が一部の学校だけで
多くは用紙を取り寄せて手書きで出願。
練習受験で3校、本番2校出願。
練習受験のうち12月の1校は、
息子のチャレンジ校を受ける子達が
結構受けるらしいと言う事で直前に決定。
残り2校は王道のところ。
12月の学校は補欠→すぐに繰り上げ◯
他の2校は◎
そして本当の本番がやってきた。
まずチャレンジ校A。夫付き添い。
国語→嫌いな詩の問題が…!
算数→巷の解説曰く難しかった大問は一瞬で解けたのに、取らねばならない問題で失敗。
社会→嫌いな特殊問題が数年ぶりに出て粉砕。
理科→とりあえず出来た。
算数が出来ずメンタルが崩れたまま
立て直せなかった。
ここで抑え校の願書を提出するため
下書き済の願書を夫が出しに走る。
2校目第一志望B校 夫付き添い。
過去問でその特殊な問題形式にも慣れ
レベル的にも安全圏だった学校。
自信満々で会場入りした息子。
しかし。
終わって出て来たら苦笑いしている。
息子の苦笑いは良くないサイン。
聞けば何とテスト中に体調が悪くなり
途中離脱したという。
この日は私も休みを取り、
チャレンジ校の合格発表に行った。
当時は受験会場付添に合格発表確認と
1人の親ではこなしきれないので、
お家によっては祖父母まで出て来て
スケジュールのやりくりする、
と言われていた。
Aの合格発表会場に行くと沢山の人。
受験番号のボードが掲示され始めると
悲鳴のようなお母さんの声で
「きゃーあった!」
と聞こえた。
そこからボードが次々出て来て
歓喜の声があちこち聞こえてくる。
一方でそそくさと校門へ向かう人達。
不合格だった人達だ。
息子の番号は何度見ても無かった。
1人なのに気まずくて顔がひきつる。
受験付き添い中の夫に、どうする?
とLINEすると、ちょうど試験が終わり
息子は自分で合否の確認をしたい
というのでそちらに行く、と言われた。
息子はあの出来では仕方ないと
泣くわけでもなく悟っていた。
けど、補欠とか来ないかな…
と無茶な希望をお持ちだった。
不合格の確認と本命校での体調急変。
泣きっ面に蜂の1日だった。
メンタルマイナスで迎えた抑え校。
ここの受験は家族でしばらく揉めた。
息子は「こんなところ受けたくない。」
私は「一番に気に入った」
だったこの学校。
会社が休みなので私が付きそう。
負けず嫌いの息子に何と言って
送り出そうかと逡巡したけど、
変に心配そうな言葉掛けは
神経逆撫でするかと思って
「今日は大丈夫でしょ!」と言ったら
「何言ってんの、当たり前でしょ。」
まあ強がりでもこんな感じなら
大丈夫だろうと送り出し、
スタバで確保したソファ席で
ゆっくり待つ事にした。
試験が終わり迎えに行くと
沢山の子が出てくる。皆普通の顔。
けれどこの子達の大半は落ちるのだ。
と思うと6年生に酷だなと思う。
息子はなかなか出てこない。
また体調崩してるのかも?
嫌な考えが頭をよぎりはじめた。
10分位待っただろうか、
息子の姿が見えてホッとした。
駆け寄って来た息子は普通の笑顔。
「俺トップ合格だね。」と言った。
