今度はコーヒーの話です。
これまた興味がない人には全く面白くもない話ではありますが(^^;
家には、カリタの102用の濾紙がなんでか2セットあるのに、肝心の102ドリッパーがなかった(だいぶ前に無くした?)ので新たに買いました。
近所のトライアルで300円程度・・安い!
102Dって品番だと思ったら、102FTという簡易包装とサーバーに載せるためのツバが小さい業務用のもののようです。
(性能的には102Dと全く同じらしい・・)
カリタのドリッパーって特に昭和から住んでる方の家の戸棚の奥とかに長年放置されているイメージ(私だけ?)
昔数えるくらいだけ使ってみたけど、やっぱ家ではインスタントでいいや・・で忘れ去られているような(偏見?)
昔は、カリタとメリタくらいしかお手軽なペーパードリッパーって手に入らなかったでしょうしね。
(KONOとか松屋金枠なんかも昔からあるみたいですが、多分業務用でしか使われてなかったんだろうなぁ・・)
少量入れる時に使う300ccのカリタのサーバーに載せたらこんな感じで。
400ccまでなら普通に淹れることができる大きさです。
とりあえず豆を挽こう・・。
業務用の電動を動かすには量が少ないので、手回しミルでガリガリと。
昭和40年代のコーノのミル・・普通に現役です(笑)
仕事(サラリーマン)では、ペーパーレス業務だの最速の手法だの効率ばかり求めているので、家では少し手間なことをしたいってのもあります。
アナログとデジタルの共存??ちょっと違うか。
豆は、フルシティロースト程度のブレンド。
深煎りの定番的な焙煎度合いです。
豆も、どこでもフツーに手に入る一般流通品のものしか使ってません(スペシャルティとか私みたいなロースターにはもったいない)
今回は、教科書通りな中挽き程度。
これまた、とりあえず教科書通り全体にお湯をかけて数十秒蒸らし。
私の焙煎した豆って1投目はあまり膨らまないんです。
でも古い豆みたいにすり鉢状にザーッと流れていったりはしないので、お湯の保持力は大丈夫です。
焙煎したての方が粉はブワブワ膨らんで香りもボワボワ派手に出ますが、私の嗜好とは違うので・・。
香りを中心に楽しみたい方には、焙煎から日が経ってない新鮮キンキンな豆がおすすめです(その分コクやボディ感は弱く軽いコーヒーになります)
ここから抽出開始。
かなり細く中湯しますが、蒸らしで膨らませなかった分、若干膨らんできます。
思ったより落ちるのが速い・・1〜2人用の101とは、だいぶ感覚が違いますね。
細めの注湯では、終始お湯をさしっぱなしで大丈夫なくらいでした。
淹れ終わったら軽くかき混ぜて濃度を一定にして完成。
コーヒーの粉がアリ地獄みたいにすり鉢状に残るのをよく見るかと思いますが(本などで良い淹れ方の見本みたいに言われます)、私の場合、真逆で真っ平に粉が残ります。
古いコーヒー粉で湯だまりができたりすると、粉がお湯を保持できなくて流速に負けて真ん中がドーンとすり鉢以上に陥没します。
新鮮な豆でブワブワ膨らませた場合も、ドリッパーの中の粉が不均等で真ん中だけズドン!ですり鉢状に残ります。
私のやり方の場合は、このように全く違う粉の形に残ります(松屋式ドリップなどもこの残り方)
雑味やえぐみなどを可能な限り減らす目的でやってます。
これは意図してやってますが、特にカリタのドリッパーではかなりコントールが難しいと思うので特にやらなくて良いです。
久々のカリタドリッパーで淹れた味。
悪く言えば平坦で特徴が弱い味・・良く言えばフラットで飲みやすい味。
でも、一昔前の日本のコーヒーってこういう味ばかりだったよなぁって。
なんというか、懐かしい味ですね・・喫茶店で出てくるコーヒーって感じで。
カリタのドリッパーの箱?などに書いてあるような一般的な淹れ方ですと、この味に少し雑味が混じります。
(前述の通り、私はお湯のさし方を変えているので雑味が少ないです)
最近はいろんなメーカーからコーヒードリッパーが雨後の筍みたいに次から次から新作が出てくるので、昭和からほとんど変わらないこのカリタの台形ドリッパーは、今となっては時代遅れで中途半端な立ち位置なのかもしれません。
ただ、久々に使ってみて、やはり今でも残っているだけあるなと思いました。
このカリタの台形ドリッパーは、今時な円錐形(ハリオのV60、origamiドリッパーなど)に比べると、お湯が落ちる速度が遅い上、穴が3つ点在してあけられているので、お湯の落ちる速度が、ある一定以上上がらないという特徴があります(さしすぎるとお湯が溢れてくる)
カリタ式本来の淹れ方でドリップした場合、ブレが少なく常に同じ味に仕上げるのが楽だと思います。
乱暴な言い方ですが、コントロール幅の広い器具で淹れた職人系ドリップの達人コーヒーが100点だったとしたら、カリタはちょっと慣れれば確実に30〜50点のコーヒーが安定して作れるドリッパーと言えるかなと。
カリタに次いで流通しているハリオV60という同じペーパードリップの場合、技量によって20〜80点みたいに差が出やすいんじゃないかなって。
でも商売でドリップする場合、器具の見栄えも大事ですよね、ほんと。
















