この間9歳の男の子とテレビゲーム「007」をしました。
「ビル間を繋ぐケーブルを射撃し、切断せよ」というミッションが出ましたが、どこにそのケーブルがあるかわかりません。
制限時間も迫り、どうして良いかわからずあせるばかり。
その時その9歳、とっさに叫びました。

「I don't know where the cables are!」

私、その9歳がイギリス人だという事を忘れていました。
なんて正しい英語をとっさにしゃべるんだろう。
思わず感動してしまいました。

当たり前だっちゅうに。

多分、同じ状況下にたった時、私ならきっと
「Cable?! Where?! Where?!」
とパニクっただけだったでしょう。

あほっぽ。


イギリスに住み始めてそろそろ3年くらい経ちますが、英語がいっこうにうまくなりません。
どちらかというと日本語がどんどん下手になって来ているような気がします。
テレビを見ても雑誌を見ても、受け取れる情報量が著しく低下しているため、世間の動きにも疎くなっているような気がします。


というネガティブな書き出しをしましたが、本人実はそこまで落胆している訳でもないんですけどね。
最近はどちらかというと開き直り、英人に向かっても日本語で突っ込みいれてます。
「はやっ」とか。「やすっ」とか。「おもっ」とか。

もちろん通じないので独り言扱いですけど。

英語力ほぼゼロでアメリカに転勤になってしまった友達もいますが、それに比べるとまだましだろうと。

だってね。
文法めちゃめちゃでもボキャブラリ少なくても通じるんだもの。

こら。ダメな例っていうな。


私みたいにちゃんと勉強しないで、感のみに頼って英語をしゃべっていると、カタカナはすべて英語のような気すらしてきます。

カステラも。
ラタトゥイユも。
ラーメンも。

英語じゃないって知ってましたよ。ええもちろんですとも。
でもなんとなく言ってしまうんです。

でも違います。
英語じゃないんです。
一生懸命「カスティラー」とかいっても通じません。
「Ka-Su-Ty... what?」とかいわれるのがオチです。

以前「ぅワンダーフォーゲル」って頑張ったこともあります。ドイツ語でした。
「タマゴサラダ」ってゆっちゃったこともあります。

何がなんだかわかりません。


バイリンガルにはやはりなれそうもありません。
今日もピアノ弾いて寝ます。