大阪球場。
今から20年以上前に、大阪には南海ホークスという球団があった。今のソフトバンクホークスの前身球団だ。
南海が本拠地としていた大阪球場はなんば駅の真横、今のなんばパークスにあった。
この球場は戦前タバコの専売局があったところで、空襲で焼け野原になり、戦後本拠地のなかった南海にGHQが球場を作るよう勧めでその跡地に作られ、南海がなくなるバブル崩壊期まで使われていたいわば戦後史の生き字引みたいな建物だった。
この球場はまぁここに球場を作ったなというくらい非常に狭くて、スタンドの傾斜もスゴイもので、酔っ払ったオッサンが野次を飛ばしまくってた。その声がまたよく響く。ベースボールではなく、野球という言葉が似合う場所だったし、娯楽といった感じだった。それでは、経営はできないのだろうけど。
ボクはホークスのジュニアファンクラブにも入っててオヤジに連れられよく見に行ったけど、とにかく弱くて今のベイスターズや阪神より弱かった(笑)でも球場内外での光景が色々あって。特に近鉄との試合の後は酔っ払ったオッサンが球場の外でとにかくはしゃいでいた。
とにかくあのグリーンカラーが大好きだった。
この大阪球場は卓球やスケートリンクなども併設された複合施設だったのだが、1972年の改修時に、サッカーがプロ化されるのをにらんで兼用球場へと改修していた。実はペレの引退興行試合もここで行われていたというからビックリだ。
そこまで先を見ていたのなら、残して欲しかったなぁ。


