昨日、無事親知らずの抜歯手術してきました。

 

今回は完全に埋没している横向きの親知らずで、腫れるとか炎症おこすとかの日常生活での不具合は特になかったのです。

 

しかし、かかりつけ歯科でも、口腔外科の初診の医師にも、下の2本、両方抜いたほうがよい、と言われ、しかも口腔外科では関節リウマチで将来ステロイド服用する可能性がある場合、今のうちに抜いたほうがよいとのことで一気に予約をしたのでした。

 

 

 

 

今回も朝9時予約だったので、その1時間前に抗生剤を服薬。

病院に到着したら、血圧を測って口腔外科窓口へ。そこで熱も測りました。

 

前回医師はベテラン風の男性医師でした。

今回はその時よりは若めの男性医師。

 

前回、鼻と口部分がひとつの穴になっていて、それ以外顔まわりすべて覆われてしまうシートをかぶせられたことがとてもだめで、目のあたりをずらして少し見えるようにしていただいたので、同じようにしてほしいとお願いしました。

 

そうしましたら、むしろ、「なしでやりますか?」とも言ってくださったのですが、顔に血が飛んだり器具の気配を近くで感じすぎるのも怖いなと思ったので、シートはかける方向で話しましたら、目の部分に切り込みを入れて見えるようにして下さいました。

親切でした。

 

 

親知らず抜歯は…予想通り、頭がでていないということで前回よりも深い位置のために難しいものでした。

そのため、前回よりも腫れや痛みがあるとのこと。

 

前回と同じく口をあけて抜歯側と反対側に口を開けっぱなしで固定するためのつっかえ棒のような用途の器具をはめ(これがあると力を入れずに口を開けたままにできて楽です)、親知らず周辺に麻酔注射。

 

 

さて、早速埋伏部分を切開。

それから、横向きの手前側を削って砕いていきます。

 

(親知らずが横向きに手前に向かって生えているので、手前側を砕いてスペースをあけてそのスペースを利用して残りの根っこ側の歯をひっぱって抜くのです)

 

チュイーンと音がします。

 

ここからが長かったです。前回は最後に糸で縫うまでに20〜30分もかからなかったと思うのですが、今回は、このチュイーン時間がとても長かったです。

 

さらに途中から口開け器具をはずし、さらに大きく口を開けるようにお願いされ。

(安心してください。普通に歯科で治療するくらいの開け方です)

 

顔の向きも、正面、左側、と作業によって指定され。

 

引っ張ったり、何らかの力仕事をしたり、様々な作業をしている様子でしたが、親知らずは、なかなか取り出せない模様。

 

最後の方では医師が

 

「ふうー」とか「はあー」とか息を吐いていてるし、ちょっと鼻すすりも聞こえてきて、『まさか泣きそうなの…?そんなに?』とどきどきしましたが、言われるままに顔の向きを変え、とにかく無事抜歯できることを祈り続けました。

 

医師の治療をただ一方的に受けるというより、もはや、共同作業です。

 

そして、後半では追加の器具を使ったりもしていたようです。

用意していた器具では足りなくなったのか?それとも新たな特別なアイテムだったのか、は見えていないのでわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

私が最初に、「怖い気持ちが強いです」と言っていたからなのか、医師は作業中に逐一作業内容を報告してくださっていました。

 

「膿を吸引します」

 

とか、

 

「カチッと音がします」

 

「押します」

 

とか。

 

なので、なんとなく安心していられました。

 

しかし、最後に傷口を縫う時もやたら時間が長く(なんか大変そうな気配…)、しかも途中糸足りなくなって看護師さんに追加の糸をお願いしていて、『まさか、不器用…?』と心配になりましたが、長い時間かかりましたが無事終わりました。

 

最後に質問したら、親知らずが骨とくっついていたためにその骨もかなり削ったとか。骨がとても硬かった、とか、聞きました。

 

後半で痛みを感じたので手を上げたら麻酔を追加してくれたのですが、その痛みは顎骨を削っていた時の痛みだったのかもしれません。

 

 

不器用とかでなく、私の親知らずが難しいタイプで大変だったのですね…。

 

 

そんなこんなで、抜歯は無事終わり、親知らずもらって帰りました。

半分くらいは粉々でしたけど。

 

私の顎骨、けっこう削ったらしいですけど、これからどうなるのでしょう。

そして、親知らずってなんなのか…。

 

 

色々疑問も残りましたが、今回、親知らず抜歯手術の恐怖感よりも、口腔外科医って、大変な仕事…という気持ちが大きかったです。

 

 

 

2本目の親知らずの抜歯は、前回より細かく記録してみました。

 

その後多少痛かったり腫れたりしてますが、でも、今後の人生のために、抜いてよかったです。

 

長くなったのでその後の経過などはまた次回。

 

 

 

 

 

 

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