オルタナティブ投資とは、伝統的な手段にとらわれない投資の方法、という意味です。
一般的には株式や債券以外の投資方法を、オルタナティブ投資と呼びます。
例えば、コモディティ（商品）投資という方法があります。投資を始めるならこちらhttp://www.xn--swq437bl16a.com/もご覧ください。
コモディティについて、少し説明します。
必ず買いたがる人がいる品物で、地球上に同じようなものが大量にあれば、それはお金の代わりに利用できます。
昔の日本で、お米があれば何でも買えたのと、同じ理屈です。
その代表的な物には、金などの貴金属があります。
そして石油やトウモロコシ、小麦もコモディティ投資の対象となります。
不動産投資は、伝統的な投資の手段と言えますが、これもオルタナティブ投資の一種に分類する場合があります。
以前日本では、土地の価格が上昇し続けていた時代がありました。
当時は一般の人が、土地の値上がりを期待して、不動産を購入することは常識でした。
また地方では、先祖代々の土地を他人に貸し出すことは、昔から行われてきたことです。
しかし、マンションなどに投資することや、リート（不動産投資信託）は、オルタナティブ投資と呼んで、差し支えないでしょう。
オプション取引やスワップ取引などの、金融の仕組みを利用した投資も、オルタナティブ投資の一種です。
投資信託はごくオーソドックスな投資方法なので、オルタナティブ投資とは呼びません。
しかし先に挙げたリートや、ヘッジファンドなど内容が特殊なファンドは、オルタナティブ投資に分類されます。
オルタナティブ投資を行うメリットは、株式や債券の価格が変動しても、大きな影響を受けないことです。
石油や金などの商品は、景気の良い時に価値が上がる傾向がありますが、景気が悪くなっても、価値が大きく下がることはありません。
一般の人が、もっとも興味を持ちやすいオルタナティブ投資は、金ではないでしょうか。
金は価値が安定しているので、世界の経済が不安定になったときに注目されます。
景気が低迷している時期に金を購入すれば、景気が回復する頃には金の価値が上がっている可能性が高く、高値で売れる可能性があります。
また思い通りに価値が上がらなくても、株価のように急落することはないので、金はリスクの小さい投資対象とされています。
しかし価値が高い時期に購入したり、売却するタイミングに無頓着であれば、リターンを得られないので注意が必要です。
金だけでなく、あらゆるオルタナティブ投資には、それぞれの性質に合った投資の仕方があることに、留意してください。