株式や債券の取引を行う場合、例えば株式の一つの銘柄だけを取引すると大きく下落するリスクが大きいですが、複数の業態の銘柄を購入する事でリスク分散をすることができます。
参考にhttp://www.xn--gdk8c0310a.net/もご覧ください。

しかし、イギリスのEU離脱に向けての国民投票でEU離脱が現実化したことで大きく下落したり、トランプ大統領の就任が決定したことで大きく下落しましたが、このようなときに株式だけ投資を行なうこと自体が大きなリスクになってしまいます。


このことは債券などの取引でも同じであり、このようなリスクに対応するために、株式や債券などに対して連動性の薄い投資先に投資を行なう事でリスク分散を行なう必要があり、このような投資手法をオルタナティブ投資といいます。
投資先としては未公開株を購入したり、日経平均先物やオプションなどの取引を行ったり、不動産取引などが行なわれています。


そして基本的には海外投資家がリスク分散の投資先として行なっていましたが、個人投資家でもJ-REITや商品指数連動ETFなどを購入する事で、オリジナルのオルタナティブ投資を行なう事が出来ますし、オルタナティブ投資の新しい投資先として注目出来るのがビットコインになります。

 


ビットコインの市場はまだ狭いですが、現状でも通常の貨幣とビットコインとの間で取引を行うことができますし、ビットコインそのものの数が限られていて、新しく発掘されてはいるものの、これから普及が進めばそれだけでビットコインが足りなくなることも考えられ、その結果ビットコインそのものだけの事情で高騰する可能性もあります。


そういう意味でもビットコインはオルタナティブ投資の新しい投資先になり得ます。
オルタナティブ投資のメリットは、投資先がそれぞれ独自の環境で値動きをしているので、株価が大きく下げたとしてもその分の穴埋めを行なえる可能性があります。
例えばJ-REITの場合、一旦購入すればそのJ-REITの業績自体が良くて将来性があれば、株式や債券の動向に関係なく定期的に収益を得ることができます。


それに対して、オルタナティブ投資のデメリットは、オルタナティブ投資は広範囲の投資先に投資を行なうことが出来る反面、どの組み合わせがリスクを最小に抑えて最大の利益を得られるかを検討する事が大変ですし、トータルの利益率が低くなってしまう危険性も高いことにあります。
そして、投資先によって長期保有に適した投資先もあるので、売りたいときに利益を出して売り難い場合があります。


ですから、オルタナティブ投資を行なう場合はどのような投資先があり、その投資先がどのようなものなのかを理解した上で、何処にどれくらいの割合で投資を行なうかを検討して行なう必要があります。