こんにちは、としエレです。

私が過敏性腸症候群を発症したのは、高校3年生の後半でした。

学校で突然、オナラが止まらなくなったのです。

授業中、必死で止めようとするのですが、止めようと頑張れば頑張る程止まらない。

私の母は、市販の薬(お腹がガスで張るのを改善するもの)を買ってくれましたが効果はありませんでした。

私の姉は、息や体臭が薔薇の香りになるサプリメントを買ってくれましたが、これも効果がありませんでした。

 

卒業式間際に、高校の保健室の先生に相談し、「過敏性腸症候群」という病名を教えてくれて、内科の受診を勧めてくれました。

すぐに内科に行き、乳酸菌の薬を処方されましたが、あまり症状が改善しませんでした。

薬は数か月で辞めてしまいました。

過敏性腸症候群の本を読んで工夫したりもしましたが、あまり改善はなく、とりあえず、オナラが出るのを止めるのを頑張りすぎないことにしました。

「止まって!」と必死になればなるほど止まらない、それでは止めようと思わなければどうなのか?

ダメ元でしたが、これが段々効果が出てきて、オナラが出てしまっても少しずつ冷静に対処できるようになり、オナラが出ることは減っていきました。

 

現在は統合失調症の治療のために精神安定剤を飲んでいるせいか、過敏性腸症候群はほとんど症状が出なくなったように思います。

私の場合は、乳酸菌の薬で腸内環境を良くすることよりも、精神安定剤や抗不安薬、抗うつ薬で不安な気持ちを和らげてくれる薬が合っていたようです。

過敏性腸症候群の原因は患者さんによって違うようなので、自分に合う治療法が見つかると良いですね。