花粉症 花粉症への救世主か?! 和歌山のジャバラ果汁人気
花粉症などのアレルギー症状を抑制する効果が期待されるかんきつ類「ジャバラ」を地域の特産品にしている和歌山県北山村。スギ花粉の飛散シーズンを前に、村観光産業課には、ジュースやポン酢など果汁加工品の注文や問い合わせが増えているという。
ジャバラは以前から「花粉症に効果がある」といわれていたが、村が平成13年にインターネット上で通信販売を始めたところ、購入者から「効果があった」という感想が数多く寄せられた。これをきっかけに、前年度まで年間2千万円台だったジャバラ加工品の販売額が13年度は5千万円、14年度は1億円と増加した。
ジャバラには色素成分の一種のナリルチンが含まれており、県工業技術センターがアレルギーの原因を抑制する効果があることを15年に発見。岐阜大大学院の臨床実験でも、花粉症の症状が改善するという結果が得られた。
こうした研究を受け、村はジュースやポン酢のほか、あめやジャムなどの加工品を次々と発売し、21年度の販売額は10年前の約10倍の2億6700万円にまで伸びた。ここ数年、花粉シーズンの2~4月は注文が相次ぎ、年間販売額の半分以上を占めるという。
村観光産業課の杉浦有紀さんは「3月には新商品の果汁も発売。花粉症で悩む人に試してほしい」としている。問い合わせは「じゃばら村センター」((電)0735・49・2037)。
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