2009年の清涼飲料市場1.6%減 2年連続で減 富士経済調べ
民間調査会社の富士経済(東京都中央区)が4日発表した清涼飲料市場調査によると、2009年の市場規模が前年比1.6%減の4兆8820億円となり、2年連続で縮小したことが分かった。景気低迷に伴う節約志向の高まりに夏場の天候不順が直撃し、さらに低価格競争の激化も影響した。商品ジャンル別では、カロリーゼロの新商品投入が相次いだ炭酸飲料だけがプラスで、お茶や水、コーヒーは“全滅”だった。
ジャンル別の内訳は、炭酸飲料が3.8%増の4837億円と伸長。アサヒ飲料「三ツ矢サイダーオールゼロ」や日本コカ・コーラの「ファンタ ゼロサイダー」などカロリー・糖質ゼロ商品がダイエット志向の高まりを反映して、ヒットしたことなどが貢献した。 一方、コーヒーや日本茶、紅茶などを含む飲料は1.9%減の1兆8913億円、牛乳などの乳性飲料は1.3%減の1兆1223億円、ミネラルウオーター類も1.3%減の2575億円と、いずれも減少した。消費者の節約志向の高まりが響いた。
富士経済では、10年も清涼飲料市場が1.5%減の4兆8094億円と3年連続で減少すると予想する。炭酸飲料のゼロ商品の一巡に加え、デフレに伴う低価格競争の継続が見込まれるため。
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