マイケルのルーツを辿る旅、いよいよ【後編:その1】ですMJ
後編では、モータウンの大スター達や、交流のあったアーティスト、マイケルが多少なりとも影響を受けたであろうポピュラー音楽についてご紹介していきたいと思います♪2

・・・え?その1って何だよって??
え~、実は後編があまりに莫大な量になってしまったので(←またかよ)、さらに2分割してお届けすることにしましたthis is it
なんかどうでもいい様なことまで自分の好みで書きすぎたんでかなり読みにくいかと思いますが、どうか大きな目で見てやって下さい汗


まずは、マイケルのインタビューを基に彼のルーツをご紹介していきますマイケル

【1993年、オプラインタビュー】
「ジェイムス・ブラウン(James Brown)は天才だと思う!!特にフェイマス・フレイムズ時代は信じられないよ!よくテレビを見ていたんだけど、よくカメラマンに怒っていたんだ。だって彼がいよいよダンスを始めるぞって時にアップで写すから足下が見れなかったんだ。だから物を投げて怒りながら『見せて!見せて!』って叫んでたよ、見て覚えたかったんだ。 ジャッキー・ウィルソン(Jackie Wilson)は、エンターティナーとして大好きだし、音楽ももちろん。モータウンやビージーズ(The Bee Gees)は素晴らしいよ。」

8:05あたりで語っています。


JBについては【その2】で・・・ウインク

ジャッキー・ウィルソンで「Higher And Higher」&「Lonely Teardrops」

リズムの取り方がモータウンやJacksons時代のマイケルと重なります!
マイケルのハイトーン"Hee-Hee!"も、彼の発声から来ているのかもしれないですね電球
ジャッキー・ウィルソンのことはよく話題に出していたので、大きな影響を受けたことは間違いないと思いますラジオ。


ビージーズといえばジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」でおなじみですよね!
特にこの2曲はめちゃくちゃ有名なディスコ・ソングです音譜

「Stayin' Alive」


「Night Fever」


ビージーズのメンバーであるバリー・ギブ(Barry Gibb)とマイケルはかなり交流があり、バリーの息子"Michael"の名付け親にもなっています。
またバリーは、マイケルがゲスト参加しているダイアナ・ロスの「Eaten Alive」という曲の作曲者でもあります音譜
ダイアナと一緒のせいか(笑)、マイケルの声がいつもより男らしくとてもかっこいい曲なので是非聴いてみて下さいにゃ


バリー・ギブのオフィシャル・サイトには、マイケルとの思い出の写真が掲載されています。
http://www.barrygibb.com/media/MJ/index.html

バリーの追悼の言葉も載せられていました。

「Michael was my friend, the only recording artist I truly knew and who truly knew me. He was the Godfather to my son Michael. We have lost a dear member of our family, we are devastated. Michael you will live forever in our hearts. Fly away butterfly take it to your journeys end. We will always love you.
(マイケルは友達であり、お互いのことを本当によく知っている唯一の記録アーティストでした。彼は私の息子マイケルの名付け親でもあります。私たちは愛しい家族の一員を失い、打ちのめされています。マイケル、君は私たちの心の中で永遠に生き続けるよ。蝶よ羽ばたけ 旅路の果てを目指して。君のことをいつも愛しているよ。)」

この「Fly away butterfly take it to your journey's end」という部分は、バリーがクリフ・リチャード(Cliff Richard)というイギリスの歌手に書いた「I Cannot Give You My Love」という曲から引用しています。

「蝶」は "死者の魂"やキリスト教では"復活"を意味するそうなので、マイケルの魂が復活するようにというバリーの祈りが込められたメッセージなのかもしれないですね・・・。
ビージーズの「Butterfly」という曲も素敵です。
http://www.youtube.com/watch?v=LQ7UCE7sYuo
Butterfly, yeah
I dream bout you , lonely without you , butterfly
Butterfly , yeah
Each night i'm sleeping, your face goes creeping, butterfly
バタフライ、あぁ
あなたの夢を見るんだ、あなたがいなくて寂しいよ、バタフライ
バタフライ、あぁ
毎晩眠っていると君の顔が浮かぶんだ
バタフライ

$ないものねだり。

$ないものねだり。

$ないものねだり。

$ないものねだり。



【2001年、TVガイドインタビュー】
マイケルにとっての目標は、ジェームス・ブラウン、サミー・デイヴィスJr. (Sammy Davis Jr.)、ジャッキー・ウィルソン、フレッド・アステア、ジーン・ケリーであると語っています。
http://moonwalker.jp/interview/01_tvguide.html

サミー・デイヴィスJr.は抜群のリズム感を活かしたタップが魅力の一つであり、フレッド・アステアやフランク・シナトラの物真似も得意としていたそうです!
この曲でのサミーのパフォーマンス(特に最後の方)に注目して下さいきらきら
「Mr. Bojangles」

スポットライトの演出はビリージーンのあの演出を彷彿とさせますし、何よりマイケルが「Human Nature」などで見せるあの決めポーズがここからインスパイアされたことは一目瞭然ですよね電球
$ないものねだり。

サミーの方も12歳のマイケルを見て、「この子は、パンが人類の食卓に載った時以来のすごいやつになるよ。」と賞賛していたそうです。

ではここで、超貴重な爆笑映像をお届けします爆笑
なんとどんだけ~~、1989年にサミーが「BAD」をパフォーマンスしているのですええ!!
ステップはさすが!!んでもって笑いを取る中にも愛を感じますクローバー
・・・しっかし最初にこれ見たときは吹いた(爆)
まさに"エンターテナー"ですきらきらきら~♪

冒頭のサミーのMCですマイク (携帯からの方のために載せておきます携帯電話)
「マイケル・ジャクソンは友達以上で、私の息子と言ってもいいほどです。マイケルは6歳の頃から知っています。彼が歌手として成長していく姿も見てきました。これからもっと素晴らしい歌手になると思うと恐ろしいくらいだね。彼の変身ぶりにも驚かされるよ。例えば、ふだんは『(マイケルの物真似をして)Mr.D、テープを何本か借りたいのですが・・・』という調子なのに・・・舞台の上のマイケルはまるで調子が違うからね!恐いくらいの変貌ぶりですよ。でも皆さん、私にマイケルの曲をやらせようと思ったら、このデトロイトにあるお金を全部積んだって足りませんよ!」



パフォーマンスを終えたサミーのMCですマイク
「ひとつ言っておきたいのですが、私もショウ・ビズ歴60年になろうとしてるけど、マイケルくらいだよね観衆の前でこんなことができるは。(股間を押さえてAow!と言うサミー)」

マイケルって色んな人に物真似されるよね(爆)
まっっったく関係ないけど、クリスの物真似も最高なんでニコニコ見れる方はどうぞ笑い



こんなお茶目で最高なサミーですが、アフリカ系アメリカ人であるがゆえに白人から酷い差別を受けてきたという過去があります。
ホテルやレストランに受け入れを拒否されるなど大変な苦労をしながらも、シナトラにその才能を評価され、エンターテナーとして黒人の道を切り開いてきた人物なのです。
マイケルはそんなサミーに感謝と尊敬の意を示し、1990年にアメリカで放送されたサミー・デイヴィスJr.の芸能生活60周年記念式典で「You Were There」という曲をパフォーマンスしました。(サミーのために書かれたものなので、歌われたのはこの1回のみ)
奇しくも、サミーはこの年の5月にガンで亡くなりました。


You were there, before we came
You took the hurt, you took the shame
They built the walls to block your way
You beat them down
You won the day
私たちが来る前からあなたはそこにいました
あなたは痛みに耐え、屈辱に耐えました
彼らはあなたの行く道を妨げる壁を建てました
あなたはその壁を打ち砕いたのです
あなたは勝利を収めたのです

It wasn't right, it wasn't fair
You taught them all
You made them care
Yes, you were there, and thanks to you
There's now a door we all walk through
それは正しくないし、公平でもありませんでした
あなたが彼らに全てを教えました
あなたが彼らに感心をもたせてくれました
そう、あなたがそこにいてくれたから、あなたのおかげなのです
今は誰もがその扉を通り抜けられます

And we are here, for all to see
To be the best that we can be
Yes, I am here...
Because you were there
そして私たちはここにいて、無限の可能性が広がっています
自分のなり得る最高の自分になれます
そうです、僕もここにいます・・・
あなたがそこにいてくれたから


最後にサミーの決めポーズを真似て、偉大な先輩への尊敬を最大限に表したマイケル。
サミーにとって、最高の賛辞だったでしょうねkirakria*
固く抱き合った時、サミーは「Thank you, thank you Michael.」と囁きました。
モータウンのアーティスト同士って、本当に家族みたいな絆で繋がれてる気がします・・・。

字幕付きはこちら。




【2003年、Interview magazine】
「アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)、スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)、ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)は好きだよ」
「ブルースもロックンロールも、ああいったポップスは全てチャック・ベリー(Chuck Berry)、リトル・リチャード(Little Richard)、ファッツ・ドミノ(Fats Domino)らが生み出したんだ。」

http://moonwalker.jp/interview/03_intmag.html

スティービー・ワンダーについては、こちらも【その2】で・・・ウインク

アイズレー・ブラザーズは、「You Are Not Alone」をプロデュースしたR.Kellyを初め、今でも数多くのR&Bシンガーにリスペクトされています。
あの天才ギタリスト「ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)」がツアー・メンバーに加入していたこともあるようです。

この曲は、後にビートルズがカバーしたことで有名になりました。(オリジナルは「トップ・ノーツ(Top Notes)」というグループ)
「Twist and Shout」


また、Jackson5もこの曲をカバーしていたそうです。(本人の映像が見つからないのですが、例のジャクソン・ファミリーをテーマにした映画で再現されています。)


この心地よいロナルド・アイズレー(Ronald Isley)の歌い方は、「Off The Wall」期のマイケルの歌い方にとてもよく似ています。
「For The Love Of You」



スライ&ザ・ファミリー・ストーンは人種や性別を超えたメンバーで構成されたファンクロックバンドで、今でも国内外でリスペクトする人が後を耐えません。

「Dance To The Music」

この曲は、【その2】で紹介するサム&デイブのサム・ムーラと一緒に忌野清志郎さんがカバーしてました・・・それがまた最高にかっこ良い!!
本当に、2009年は音楽界にとって悲劇としか言いようがないです。。。

マイケルは、「スライ&ザ・ファミリー・ストーンはJacksonsにとてつもなく大きい影響を与えてくれた、彼らには沢山の"借り"がある」と自伝で述べています。


ダニー・ハサウェイは、こちらも【その2】で紹介するマーヴィン・ゲイと共に「ニュー・ソウル」と呼ばれる新世代の黒人アーティストとして脚光をあびました。
しかし鬱病をかかえて入退院を繰り返すことなどもあり、33歳の若さで飛び降り自殺をして亡くなっています。

彼のライブ映像はほとんど見あたらないのですが、こちらをどうぞ。
「Put Your Hands In The Hand」


ダニーは「Ghetto(ゲットー)」や「The Slam(スラム)」といった黒人の社会問題をテーマにした曲も沢山書いており、その中でも最高傑作と言われているのがこの曲です。
「Someday We'll All Be Free」


Hang on to the world as it spins around
Just don't let the spin get you down
Thing are movin' fast
Hold on tight and you will last
世界はぐるぐる回っているから しがみついて
振り落とされてしまわないようにね
物事は凄い速さで動いてる
しっかりつかまっていれば持ちこたえられるさ

Keep your self respect your manly pride
Get yourself in gear keep your stride
Never mind your fears
Brighter days will soon be here
断固とした誇りと自尊心を持ち続けて
準備を整えたら 歩き続けよう
心配はいらないさ
輝かしい日々はすぐそこにきてる

Take it from me
Someday we'll all be free yeah
僕を信じて
いつの日か 僕らは皆 自由になるのさ


Keep on walkin' tall
Hold your head up high
Lay your dreams right up to the sky
Sing your great songs
And you'll keep growin',growin' on
胸を張って堂々と歩き続けるんだ
顔をしっかりあげて
君の夢であの空を埋め尽くそう
君のお気に入りの歌を歌って
そして君はずっと、ずっと成長し続けるんだ

Take it from me
Someday we'll all be free
僕を信じて
いつの日か 僕らは皆 自由になるのさ

Hey,just wait and see
Someday we'll all be free yeah
Take it from me
Someday we'll all be free
ただ成り行きを見守ろう
いつの日か 僕らは皆 自由になるんだ
僕を信じて
いつの日か 僕らは皆 自由になるんだ

And it won't be long
Take it from me
Someday we'll all be free
Take it from me....
その日はすぐやってくるさ
僕を信じて
いつの日か 僕らは皆 自由になるんだ
僕を信じて・・・


黒人としての誇りをもち意識向上を訴えるアーティスト達は、いつの時代においてもダニーへのリスペクトを忘れることはないそうです。


チャック・ベリーはロックン・ロールの創始者の一人に数えられており、数多くのミュージシャンに影響を与えてきました。
80歳を過ぎた今なおステージに立ち続けているそうです!

これぞ元祖ロックン・ロールといったナンバーですギター002
チャックを敬愛していたジョン・レノンと共演している貴重映像です!
「Johnny B. Goode」



リトル・リチャードも、ロックン・ロールの創始者と呼ばれています。
"ソウルの神様"レイ・チャールズとハグをしている姿に感動しました。
「Great Gosh A'mighty」


ファッツ・ドミノは、軽快なブギウギ・ピアノと伸びやかな低音の声が魅力的なR&B、ロックン・ロール歌手です。
彼の楽曲はプレスリーにもカバーされています。
「I'm Walkin」「Blueberry Hill」「Saints」


マイケルは"ロックン・ロールは白人のもの"といった風潮に対して「ロックン・ロールは黒人が作り出した音楽なんだ」と強く主張してきましたが、それがよく分かりました。
音楽は誰のものでもないし、人種も年齢もジャンルも関係ありませんが、お互いを認め合ってこそ発展していくものですもんね・・・。
だからこそマイケルはこれら音楽の先駆者へのリスペクトを忘れず、黒人が築き上げてきた音楽のルーツを誇りに思っていたんだと感じます。



【2003年放送、ドキュメンタリーPrivate home movie】
「僕はダンスをするのがとても好き。時々部屋に自分を閉じ込めて、スポットライトだけをつけて、妹の音楽、ジャネットの音楽をかけてダンスして、 いろいろ自分で発見するんだ。 体を動かして・・・。僕はいつも自分のお気に入りの曲は ”Rhythm Nation”と ”The Knowledge”だと言っていた。大好きだから。その曲は本当に僕をクレイジーにするし、ワイルドにもするんだ。」

1:06あたりから語っています。
ジャネットの音楽に合わせて、パントマイムを取り入れたダンスを練習していますラブラブ


子供たちにもよくジャネットの曲を聴かせていたようですにへ
「うちの子供たちはジャネットの曲をかけると部屋中を飛び跳ねるんだ、面白いよ。すごく楽しい。ジャネットの"The Knowledge"とか"Rhythm Nation"なんかのビートが効いた曲をかけると、2人ともすぐ暴れ始めるんだ。
まるで、そこら中で機械が稼働してるみたいだよ。僕が歌い始めると、家中に叫び声が鳴り響く。僕が踊れば、プリンスは一緒に踊ろうとする。」

http://moonwalker.jp/interview/99_mirror.html

「Rhythm Nation」


「The Knowledge」


また、マイケルが「Dangerous」のダンス中に用いている「You know you want me」「Get a point, good let's dance」の部分は、それぞれジャネットの「You Want This」「Interlude: Let's Dance」というアルバムの中の曲から引用しており、ジャネットの曲をかなり聴いていることが伺えます。
「You Want This」


話はそれますが、ジャネットといえば昨年末にベスト・アルバムからシングル・カットした新曲「Make Me」はマイケルへの追悼曲だと言われていましたね。。。

"Don't Stop Till Get It Up"という歌詞やバックで聞こえる音がまさに「Don't Stop Till Get Enough」を彷彿とさせますし、映像は「Scream」に似た演出になっています。

昨年の11月22日に開催されたAmerican Music Awardでは、ジャネットが自身のベスト・アルバム「Number Ones」から「Miss You Much」、「Make Me」、「Together Again」のメドレーを披露しました。(ジャーメインがノリノリですww)

"あなたをとても恋しく想う"という意味の「Miss You Much」、先ほどの「Make Me」、"また一緒に"という意味の「Together Again」を選曲し、マイケルが引用していた「Get a point, good let's dance」の部分を取り入れたジャネット・・・きっと兄に捧げるパフォーマンスだったんでしょうね。
昨年のクリスマスには、マイケルの子供達のために数千ドルかけ、マイケルがやっていたような特別な一日にしてあげたという話も。。。

マイケルとジャネットのお互いを深く思いやり、兄妹やアーティストとして心から尊敬し合う姿は本当に素敵ですクローバー
同じような考えを思いつくことも多かったそうで、マイケルもジャネットから刺激を受けてたんでしょうね。。。
本当に素敵な兄妹で、彼らを見ていると幸せな気持ちになりますほわーん




こちらはインタビューではないんですが、親友のエリザベス・テイラーとの電話中にマイケルがご機嫌な様子でドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)の曲を歌っている映像があったのでご紹介します♪2
電話口でマイケルの生歌とか・・・リズになりたい←
めちゃくちゃキーが高いんですが、さすが歌いこなしてますきゃっ


マイケルが口ずさんでる曲は、次の2曲です。
「What A Fool Believes」


「minute by minute」


ドゥービー・ブラザーズといえばこちらの「Long Train Runnin'」が代表曲ですが、マイケル・マクドナルド加入後のR&B色の強い楽曲をマイケルは好んだのかもしれませんね(←完全に独断と偏見です汗)



はい、めっちゃ中途半端ですが【後編:その1】はここまでですニコ
またまた長文にも関わらず、読んで下さってありがとうございましたクローバー

【後編:その2】へつづく・・・