$ないものねだり。

オックスフォードでのスピーチの翌年、2002年の6月14日に、マイケルはイングランドのエクセター・シティ・フットボール・クラブ(Exeter City Football Club)にて約7分間のスピーチを行っています。
マイケルはエクセター市のフットボールクラブの名誉会長として、共同で会長を務めるUri Gellerや、マジシャンのDavid Blaineと共にこのクラブを訪れたそうです。

前年には911事件が起こり、世界的に戦争やテロに対する緊張が高まっている中でマイケルは愛について語っています。
観衆の叫びに対して笑いをこらえきれない場面が見られるなど和やかな雰囲気ではありますが、
“今すぐ、身近な人々と手を取り合うことが大切だ”という強いメッセージが込められたスピーチです。
私は、どこか“JAM”の歌詞に通じるものがあるなぁと個人的に思いました。
「さぁ、今すぐ手を取り合って!好きですと言って!」と、いつになく強く呼びかける姿がとても印象的です!


どこか心の中で“差別や戦争なんてきっとなくならない”と考える人々が沢山居る中で、世界を良い方向へ変えていけることを一点の曇りもなく信じるマイケルの姿は、本当に大きな希望を与えてくれます。




Hello everybody!
Hello to you wonderful people of Exeter,
And to you great supporters of the Exeter City Football Club.
Welcome to the all great fans that have come from near and far and to all you children.
I'm very happy, VERY happy to be here with you today.

みなさんこんにちは!
エクセターの素晴らしいみなさん、エクセター・シティ・フットボール・クラブの素敵なサポーターのみなさん、こんにちは。
近くから、遠くからの素晴らしいファンのみなさん、そして子供たちみんな、ようこそお越し下さいました。
とても幸せです、あなた方と今日ここに居られて私はとても幸せです。


Today, today we come here to support children with AIDS.
We share our love for the children, to help the youngest of those affected by HIV and AIDS.
We will help them to build a good future, all of us working together for them.
A future without prejudice for these children and their families.
We're here to support and to help the people of Africa to find a solution in the fight against the swear of HIV AIDS, and Malaria…
Through education and awareness, we aim at prevention, but we help with cure.
We are here to support you, the supporters and players of this great football club.

今日、私は子供達をサポートするためにここに来ました。
AIDS(エイズ)の子供達をサポートするために来たのです。
私たちは子供たちのために、HIVやAIDSを患う小さい子供達を救うために愛を分かち合います。
彼らが明るい未来を築けるように手助けをし、私たちみんなで協力し合います。
これらの子供達やその家族への偏見のない未来のために。
私たちは、アフリカの人々がHIVやAIDS、マラリアに対する罵りとの闘いにおいて、答えを見つけられるようサポートや手助けを行うためにここに居ます。
教育、そして関心を持ってもらうことによって予防を目指し、治療を手助けします。
私たちはあなた方を、この素晴らしいフットボール・クラブのサポーターやプレーヤーを支援するためにここに居ます。


Sadly, sadly, we live in a state of fear.
Everyday we hear of war on the news, on the radio, and television, in the newspapers, always of war.
We hear of nations hurting each other, of neighbours hurting each other, of families hurting each other, and of children KILLING each other.
We must learn to live and love each other before it's too late.
We have to STOP!!

悲しいことに、悲しいことに私たちは不安な状況の中で暮らしています。
私たちの誰もが、ニュースで、ラジオで、テレビで、新聞で、戦争について耳にします。
いつも戦争についてです。
国々がお互いに傷つけ合い、隣人同士がお互いに傷つけ合い、家族内で傷つけ合い、そして子供たちがお互いに殺し合うことを耳にします。
私たちは手遅れになる前に、共に生き、そして愛し合うことを学ばなければなりません。
私たちは止めなければなりません!!


We have to stop the prejudice,
We have to stop the hating.
We have to stop living in fear of our own neighbours.
I would like all of you now to take the hand of the person to the left and to the right of you.

偏見を持つことを止めなければなりません
憎むことを止めなければなりません
隣人に恐れを抱いて暮らすことを止めなければなりません
私は今、あなた方全員に、自分の左や右に居る人と手を取り合って欲しいのです。


Go ahead! Right now! I mean it! Don’t be shy! Do it! It starts now!
To the person next to you. To the left and the right.
I mean it. Right now! Go ahead! Don’t be shy. Do it! Do it!

さぁ! 今すぐです! 本気で言っているんです! 恥ずかしがらないで! ほらやって! 今始めるんです!
隣の人と、左や右の人と。
本気ですよ。今すぐ!さぁやって!恥ずかしがらないで!やって!やるんです!


Now, tell the person … tell the person next to you that you care for them.
Tell them that you care for them.
Tell them that you love them. Tell them that you love them!
This is what makes the difference.

では、隣にいる人に…隣にいる人に“あなたのことを思っている(気にかけている)”と伝えて下さい。
“あなたのことを思っている”と伝えて下さい。
“好きです”と伝えて下さい。“愛している”と伝えて下さい。
これが良い変化をもたらすのです。


Together … No,no,no,no …
共に…ふふっ(笑)んっふっふっふっふ…No,no,no,no(笑いが止まらないマイケル)

Together we can make a change of the world.
Together we can help to stop racism.
Together we can help to stop prejudice.
We can help the world live without fear.
It’s our only hope, without hope we are lost.

私たちは共に世界を変えることが出来ます。
私たちは共に人種差別を食い止めることが出来ます。
私たちは共に偏見を終わらせることが出来ます。
私たちは共に安心して暮らせる世界にすることが出来ます。
それが私たちの唯一の願いであり、希望が無ければ私たちは道に迷ってしまいます。


(Who’s gonna win on Saturday?)
(ここで群集の一人が“土曜日に勝つのは誰だい?”と叫ぶ。)

England is gonna win? I believe you, I believe you.
You know …I know nothing about sports but I believe you. I really do.
Thank you all, thank you Exeter.
I’m very proud and happy to be here. Thank you Exeter Football Club.
Thanks to all the wonderful fans … (Michael looking into the stadium)
…I see Israel, I see Spain, I see countries all over the world.
I love you!

イングランドが勝つかどうかって?信じてるよ、信じてる。
ご存知でしょうが…私はスポーツについて何も知らないんだけれど、信じています。本当に。
みなさんありがとうございます、エクセターありがとう。
ここに来られたことに大きな誇りと幸せを感じています。エクセター・フットボール・クラブ、ありがとう。
全ての素晴らしいファンに感謝しています・・・(スタジアムを覗き込むマイケル)
・・・イスラエルが見える、スペインが見える、世界中の国が見える。
愛しています!


Thank you to all my team.
And a special thanks to David Blaine …the world’s greatest.
To Patti Boulaye and to the great Uri Geller and Matt Fides …the man.
We thank them and all the other performers.
Please join me in giving them a great cheer.

私のチーム全てに感謝します。
そしてDavid Blaineに深く感謝します・・・世界一だよ。
Patti Boulaye(ジャスボーカリストで、ホームページにはマイケルとの2ショット写真がのってます)に、素晴らしいUri GellerそしてMatt Fides(ボディーガード)に・・・この男です、深く感謝します。
私たちは彼らや他の全てのパフォーマーに感謝します。
どうか一緒に、彼らに声援を送ってください。


And, most importantly … That’s beautiful.
That’s a sign of hope. That’s for all the children of the world.
I love you. And thank you for everything.
All my love, and God bless!

そして、最も重要なことは…(風船が空へ飛んでいく)…綺麗だね。
それは希望のきざしです。世界の全ての子供達のためです。
愛しています。色々ありがとうございました。
すべての愛をこめて、神のお恵みがありますように!