If you enter this world knowing you are loved and you leave this world knowing the same, then everything that happens in between can be dealt with.

愛されている実感をもってこの世に生を受け、愛されている実感をもってこの世から去るなら、生きている間に起こるすべてを乗り越えられるのです。




これは2001年にオックスフォード大学で講演を行なった時のマイケルの言葉です。
下の動画の4:48で語っています。
この講演はマイケルの考えをより深く知ることが出来る素晴らしいものですので、是非Part1から聞いてみてください。



きっとマイケルは愛されている実感があったからこそ、様々なことを乗り越えてこられたんやろうね。
一人ではないと分かっていたからこそ、強くいられたんやろうね。






マーレイ医師のこと、やはり許せない方も居ると思います。
私自身、死因なんてもうどうでもいいと思っていたけど、マイケルが他殺と断定されたことにはやっぱり胸が痛みました。
マーレイ医師に対しても、強力な薬の過剰投与や不適切な応急処置、911コールの遅さなど確かに指摘したい点は沢山あります。
過剰投与は、マイケルにお願いされたとしても医師であるなら絶対に行ってはならないはずですから。
正直、悔しさや怒りだってぶつけたいです。

でも、彼を責めて憎んだところでマイケルは返ってこないし、ファンのそんな姿を見てマイケルが喜ぶとも到底思えません。
マーレイ医師も一人でマイケルの治療を行う中で、プレッシャーや苦悩もあったと思います・・・。
なにより、アメリカの杜撰な薬物管理体制こそ早急に改善されるべきです。
アメリカでは過去にもドラッグ以外に睡眠薬や鎮痛剤の過剰投与で亡くなったスターが沢山いる事実があるんやから、これは社会問題やと言えると思う。
マイケル自身もそういった社会の現状を見て薬に非常に嫌悪感を示しており、子供達を薬物乱用から救う活動に精力的に参加していましたしね・・・

ただ、そんな彼が危険だと分かっていながらも薬を欲しがったと思うと・・・どれだけ彼は追い込まれていたんだろうと本当に辛いです。
マイケルは亡くなる直前、2つの側面を見せていました。
「今までに無いくらい幸せだよ!また僕たちの時代が来たんだ!」とリハーサルに手応えを感じて親友でもあるマネージャーに嬉しそうに語った彼。
http://edition.cnn.com/video/#/video/showbiz/2009/06/30/sot.dileo.jackson.health.kdka?iref=videosearch
そして、
「彼らは僕を殺す気だよ。僕は働き過ぎてる、リハーサルのし過ぎだよ。」とパーソナルシェフにもらした彼。
http://edition.cnn.com/video/#/video/bestoftv/2009/07/30/lkl.jackson.chef.long.cnn?iref=videosearch
完璧主義者であるがゆえに妥協や甘えが許せなかったんでしょうね。
でも、再び舞台に立てることが何より幸せでもあったと思います。


もちろん、マーレイ医師には償うべき罪は償って欲しい。
マイケルの声が聞けない以上、本当の意味での真実はもう分からないのかもしれないけど、心に引っかかりが残るような謎は出来る限り解き明かして欲しいです。
マイケルの死についてどうでもいいわけがないし、今後同じような悲劇を繰り返さないで欲しいから。
でも、色んな憶測に振り回されたり、そこにこだわって前に進めないのは悲し過ぎます・・・
マイケルがOn The Lineで“過去に囚われて時間を無駄にしないで 未来を見据えなくちゃ”って歌っているのを聴く度にハッとさせられます。


私だって気持ちの整理がついているわけやないけど、もうこれ以上憎しみだけは増やしたくないです。
誰かを憎みマイケルが亡くなってしまったことを悔やむより、マイケルが生まれてきてくれたこと、50年間生きていてくれたことに感謝して生きていく方がずっと素敵やし、マイケルも喜んでくれると思うから。

私の心の中の悲しくて寂しい気持ちや後悔はきっと一生癒えないと思います。
それに無理に消そうとする必要もないと思ってます。
でも、それ以上にマイケルにもらった勇気やパワー、感動を忘れずに生きる力に変えていきたいです。
それを沢山の人にも伝えていきたいです。
マイケルは本当に、人々に夢や感動を与えるためにステージに立ち続けてくれたんやから。