縄文土器は世界最古ですが、磨製石器も日本から出土したものが最古とは知りませんでした。
専門家はどうして強調しないのでしょうか。
かなり前のNHKの文化講演会で考古学者(名前を失念)が、
縄文土器が世界最古で、中国沿岸で発見されるものはそれより新しく、
内陸に入るほどさらに新しくなると述べていました。
合理的に考えれば土器は日本から 大陸に伝わり、奥地に伝わっていったといえるが、
ほとんどの考古学者はそのうち大陸で縄文土器より古い土器が発見されるはずだと考えているそうです。
専門家はどうして強調しないのでしょうか。
上の写真、何だと思われますか?
実はこれ、昭和24年に発掘された「槍先形尖頭器」と呼ばれる石器です。
長さ約7cm、幅約3cmのこの石器は、薄緑色に透き通る黒曜石で出来ています。
中心部に白雲のようなすじが入っていて、神秘的な美しさです。
この石器は、日本で発見されたものです。
群馬県みどり市笠懸町にある岩宿遺跡(いわじゅくいせき)で出土したものです。
時代は、いまから約3万年前の旧石器時代のものです。
そして、人の手によって磨きがかけられた石器としては、これが「世界最古」の石器です。
そしてこの石器は、単に旧石器時代の石器というだけでなく、
「人の手による加工技術の産物」として「世界最古の道具」でもあります。
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