■台湾に求められる「台湾民族」意識の確立
NHK「JAPANデビュー」は、台湾の人のほとんどは「中国から渡って来た漢民族」と言っていた。
清国時代に福建や広東から渡って来た移民の子孫だと言われ、
台湾人自身もそう思い込んでいるが、正しくは中国から渡って来たのではなく、「台湾で漢民族にさせられた」人々だ。
マレーポリネシア語系の原住民と「外省人」と言われる人々とを除く、
九割の人々のDNAは漢民族とは無関係の越族と、
原住民と同じマレーポリネシア語系のものだ。
移民は男だけで、台湾に定着した数もごく少数。
原住民との通婚も禁じられていた。どうした今日の台湾人の先祖になり得るのか。
支那人が異民族支配で行うのは、それらの漢化だ。漢語を使わせ、漢人の風俗に従わせた。そして漢人化すると、
褒美に税や労役を軽減し、漢人名や漢人としての先祖代々の家系図を与えた。
そして文字を持たない原住民は、やがて自分が移民の子孫だと思い込んでしまった。
国民党は教科書で乾隆間に数十万人もの移民があり、それが台湾人の先祖になったと教えたが、
実際に史料を見ると、数十万人というのは漢化された原住民の数なのだ。
今日の人はそのことをすっかり忘れ、あるいは知っていても漢民族優越意識から原住民の血統であることを隠しているのだそうだ。
台湾人意識が高まっているが、しかし漢民族意識は拭われていない。「台湾民族」という言葉がなかなか聞かれない。
もしそうした意識が確立されたなら、中共と一緒に「中華民族の復興」などと口にする馬英九の中国への歩み寄りを許すはずがない。
漢民族意識が中共に対する抵抗力を奪っている。
日本時代に近代的国民になった台湾人は戦後、前近代的な支那人を見て文明のギャップを見出し、
それが今日の親日反中意識を形成したと言える。支那人に異文化を感じる点では、チベット人、南モンゴル人、ウイグル人と同じだ。
台湾は支那ではなく、台湾人は支那人ではなくと伝えて台湾人を激励したい。
そしてチベット人、南モンゴル人、ウイグル人と提携したい。
日本の政府、メディア、国民はこうしたこと国際社会に訴えるべきではないか。
そのようにして中共の崩壊を目指さない限り、あの国の膨張は止まらない。”
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2013/01/27 01:55:49