この安倍晋三という人、私だったら敵に回したくはないです。
本書の様々なエピソードを読んで、
この人に対するイメージが一変してしまいました。
殴っても殴っても起き上がって、血まみれになりながら
どんどん向かってくる男の映像が頭の中に浮かんだのです。
恐ろしい人だと思いました。
ひ弱なお坊っちゃんなんてとんでもないです。
安倍晋三が「頼りないひ弱なお坊ちゃん」というマスゴミの印象操作を
真に受けてる人は、ぜひ一読を。
日本を救うのは安倍自民しかない。
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エディターレビュー
内容紹介
成し遂げたこと。果たし得ていないこと。
明確な理念と果断な実行力で日本を変えようとした政治家が、なぜたったの一年で政権を投げ出すことになったのか。短命内閣は何を成し遂げ、何を成し遂げることができなかったのか。そのドラマチックな挫折と葛藤を、文藝評論家が評する。
吉田松陰、三島由紀夫に なぞらえながら、文学とは対極にある政治家を、 文藝評論の対象にしたスリリングな試み。
内容(「BOOK」データベースより)
11月25日、同じ日に首を刎ねられた吉田松陰、三島由紀夫になぞらえながら、文学とは対極にある政治家を、文藝評論の対象にしたスリリングな試み!明確な理念と果断な実行力で日本を改造しようとした政治家の、ドラマチックな挫折と葛藤―。
著者について
昭和42年5月生まれ。文藝評論家。創誠天 志塾塾長。 大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修士 課程修了。主要論文に「セルジュ・チェリビ ダッケ」「福田恆存の「平和論論争」」「川端康成 の『古都』」「ティーレマンの奇跡」など。
カスタマーレビュー
最も参考になったカスタマーレビュー
592 人中、 549 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。今、何が大切なのか?
By ゆうた
馴染みのない著者であったが、一気に読んだ。
簡潔に安倍政権の誕生から崩壊までが客観的に叙述してあり、非常に好感を持った。
本書の優れた点は、客観的に叙述しながら、安倍氏がメディアの陰謀によって危機に陥る局面で素直に安倍氏に感情移入できたことだ。これは著者の筆力のなせる技であろう。
現在の日本の危機と問題点がメディアによる情報操作であることをノンフィクションとして明らかにした画期的な作品と言っていい。
本書を読んですぐ連想したのは、西村幸祐氏の一連の評論集だった。西村氏は緻密にメディアの報道とその背景を追いながら、思想的な深みから安倍内閣誕生前から、安倍氏を攻撃したメディア・コントロールの実態を明らかにしてくれた希有な評論家だ。
そんな西村氏の『「反日」の正体』を読了したばかりだったので、本書で小川氏が描いた内容と見事に呼応した。本書の読者は『「反日」の正体』を読むことで、朝日新聞の安倍氏と中川昭一氏を抹殺しようとした「報道テロ」の犯罪性を深く銘記することが可能になる。
498 人中、 458 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。真実は何だったのか、
By kaiko
このような国にしてしまった責任は私たち国民にもあるのではないか、知らなかったと言う罪、騙されたと言う罪、それを自らにも問わねばならないのではないかと、本書を読んで感じているところです。
自分の目で人となりを判断し、きっちりとした取材に基づいて書かれた本書、一人でも多くの方々に読んでいただきたいと思います。安倍氏の日本の国を思う強い心、信念、あの退陣の前に後に何があったのか、真実は何だったのか。さらに、日本がどうしてここまで国力を落とすことになってしまったのか、本書を読めばその一端が見えてきます。
本書の最初の一ページ「安倍の葬式はうちで出す。」それが目に飛び込んできた瞬間、思わず号泣してしまいました。以前から、テレビ(民放)は商売で番組作成しているから公平な報道は出来まいと、そのつもりで視聴。
また、NHKは本当に日本の公共放送なのか、疑問を持ちながら視聴。朝日、毎日新聞の偏向報道には辟易し、日経にもその傾向を感じ、日本版ニューズウィークには朝日の陰を感じ購読を中止。週間文春や新潮はどれをも比較的公平に叩いているため、willは日本の戦後史を知るために定期購読。そのような訳で安倍氏が退陣した時の事情は他の方々よりはわかっていたつもりでした
。持病の潰瘍性大腸炎についてもwillで心配されていた方がいましたから。
しかし、現実は想像を絶するほど過酷だったのですね。現在、総裁選で戦っている安倍氏を見ていると闘病中にも日本のことを深く憂い、あらゆる政策を考えていたように見受けられます。
また、すぐにも実行出来る準備が整っているように見られます。マスコミと違って微力ではありますが、一人でも多くの人々に日本の現実を伝え、正しい選択が出来るような情報を発信して行きたいと改めて思っております。
401 人中、 368 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。買った、読んだ、泣いた。
By 翔太
私にとっては衝撃の書だった。政治家本でこんなに感情を揺さぶられたことはなかったからだ。とにかく読ませる。スピード感がすごい。
安倍政権には期待していたが、何となく主張を出し切れないままバッシングされ続け、最後は政権を放り出したという弱弱しい印象しかなかったが、本書の詳しい検証を読むと、安倍氏の政治がどれ程戦いの連続だったかが分る。
所信表明演説の歴史的意義、教育基本法改正、憲法改正のための国民投票法と同時に展開されたアジア・ゲートウェイ構想やイノヴェーション25などの成長戦略、天下りへの厳格な規制を含む公務員制度改革…。にも関わらず叩かれまくり、閣僚から自殺者まで出した。
著者は、安倍氏の政治を、日本が冷戦後の世界に対応する新たな国家像を求めての壮大な船出と見る立場に立ちながら、その試みが、朝日新聞に代表される反安倍勢力によってどのように突き崩されるかを、膨大な新聞資料の検証を通じて明らかにする。
安倍と朝日との戦いの有様は、こう言うと不謹慎かもしれないが、極めてスリリングだ。
最終章、参院選に大敗し、病でたおれる安倍氏と三島由紀夫を重ね合わせるシーンでは、正直泣かされた。
資料の忠実な検証の中に時折挟まれる三宅久之氏や安倍氏の秘書の談話も効いている。
民主党政権になってからの異常な停滞や外交危機から抜け出すために、安倍氏に総理再登板を語りかける著者の熱さにも、読了後には素直に共感できた。
維新の躍進、自民党の総裁選、解散など、政治が揺れる今、あらゆる面から熟読、検証されるべき本だと感じた。
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