「なぜ勉強しないといけないのか」
世の子供たちのお決まりの質問。
僕の息子も7歳くらいの時(現在9歳)にこの質問をしてきました。
その時の僕の答えは、
「君のやっているゲームと同じだよ」でした。
当時、彼が少しはまっていたゲームの攻略方法は、
色々なアイテムを集めながら進めて行って、要所要所でそのアイテム
の中から最適なアイテムを選んで敵をやっつけるといったゲームでした。
アイテムを集めている時は、いつどこでそのアイテムが必要に
なるか分からないんですが、ゲームが進むにつれて、
そのアイテム達が大きな力を発揮するんです。
勉強も同じで、将来自分がやりたいと思った仕事を手に入れたり、
自分の前に立ちはだかった壁を乗り越えたりする時に使えるアイテム
を今、勉強という形で集めてるんだよと、説明しました。
「英語なんてアイテム、将来使わないかもしれないけれど、
でも、英語というアイテムとプログラミングというアイテムを
合体させて武器にするととても強いアイテムになるかもね!」
なんて話をしました。
それからは二度と、「なぜ勉強しないといけないのか」
という質問をすることはないです。この説明で理解してくれたようです。
ゲームもそれっきりしなくなりました。
子供と一緒に勉強するのが夜の日課ですが、楽しい時間です。