プンプンな出来事 | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

プンプンな出来事

どれくらい前だろうか、ある日、ズボンの左ポケットが擦れてみっともなかったので、とある紳士服店に入った。

同じ生地や色はあるはずないと思いつつ上着に合いそうなズボンを選んで手にした。しかし、私は自分のウエストサイズを知らなかったのでズボンを片手に店員さんを探して「ウエストを測ってください」と頼んだ。「82センチですね」と言うのでそのまま試着室に案内してもらった。しかし、キツカッタ。カーテンを少し開けて、ひと回り大きいサイズを持ってきてもらった。

ここから店員さんから執拗な攻撃を受けた。

  「お客様、この商品ですと二本で1万円です、いかがしましょう」

  「いらないです」


すそ上げ手続きのためにカウンターに近づくと、

  「こちらのソックス、ただいま5足で1千円ですがいかがでしょう」

  「いらないです」


すそ上げがいつできるかと聞いたら、テープだったら10分ほどですがと言いつつズボンを裏返してノタマウ。

  「裏地はいかがしましょう。夏は汗をかくので
  つけた方がよろしいかと思います。千五百円になりますが」

  「いらないです」


いい加減にしろよ!と頭の中で怒鳴った。すると。

「すそ上げ引き換えのためにご記入ください」と用紙を渡された。名前と携帯番号だけでいいはずなのでそれしか書かなかったら…。

  「会員カードをお作りします。500ポイント付きますので
  次回のお買い物にご使用いただけますよ。
  ご住所と生年月日をご記入いただけますか」

  「そんなのいらないから引き換え券ください」


プンプンしながら店を出た私。

マニュアルはお客様の気持ちを考えてつくるべし。

おしまい