人間の値打ち | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

人間の値打ち

先日付日経の書評欄にスターズ・タークル自伝が紹介されていた。

 人として真価を問われるのは
 ある瞬間にどんな行動をとったかなのだ


書評では丁寧にその解説があって、人が信頼に事足りるのはイデオロギーではなく、決断を要する瞬間にその人がとった態度に人間の値打ちがかかっていると続く。

さて、今、私の手元に「拾得物件預り書」がある。

今日の午後、小雨の中を歩いていたら二つ折りの1万円札が落ちていてね。それが、決断を要する瞬間だったのさ。正直者の私は近所の交番に届けたよ、んで、自分の低い値打ちも少しは上がったかな、と感慨深いわけ。

とはいえ、「こういうのはね、ほとんど落とし主から連絡ないから」と言う警察官の言葉に、3ヶ月後にその1万円札が私のものになるんだ、と頭でつぶやいて、自分の値打ちを下げた私。

おしまい