信号無視
終電に間に合うかなあ、と私は重たい足を引きずりつつ駅に向かっていた。重たい足どりなのは疲れたからではなくて、先日から新しい靴を履いて、かかとを擦りむいて痛かったからだ。
すると、4車線の道路で信号無視をしている輩がいた。
危ないので声を掛けようと思ったけれど止めた。私が声を掛けたらその輩が振り向いてかえって危険を招くのではないかと判断したからだ。そして、私は心配しながら無事に道路を渡るまで見守った。
この記事を読んで、やっぱりあんたは変な人だと思ったかもしれない。
し
か
し、
変な人じゃないんだな、私は。
信号無視をしていた輩とは、野良猫さんだったからだ。