別れ話
やっとパソコンを買い換えた。
5年弱使用したノートはバックライトが暗くなって、キーボードのQキーはどこかになくなって、立ち上げるとハードディスクがカラカラ鳴って、何もしていないのにCtrlキーが押されている状態で、おまけに、何だか漏電しているらしく触れるとビリッとしたりして何ともエキサイティングだったよ、君は。
それもこれも私のせいだ。不用意にコーヒーやワインをぶっかけたこともある。本当にごめんなさい。
あっ、君を放り投げたこともあったよね。暴力をふるったわ けじゃないよ。ホントだよ。その日は寒かったよね。前の日に雪が降っててさ。翌朝、道が凍っていたんだよ。注意していたんだ。でも、そんな結果になった。
さらに、椅子に置き忘れてでーんと座ったこともあるよね。君はガシッと唸ったけれどよく我慢してくれた。許してください。
そういえば、こんなこともあったよね、私が手を滑らせて床に落ちるならまだしも私の足の甲に当たってこのヤロー!と怒鳴ったこともあった。その発言は君に対してじゃなく、落とした自分に腹が立っただけなんだよ。
あ=。
それもこれも今となっては耐えがたい思い出だ。
確かに君は、愛おしい存在だったよ。そして、本当にお世話になりました。
とはいえ、“別れ”は常に、突然で必然なのだ。