割り箸
割り切れない“という方にお会いした。その方は、Aの業務を数年やって、1ヶ月ほど前からBの業務になったそうだ。
私からするとBの業務は初めてなのでいい経験になるからいいんじゃない、なのだけれどその方は、慣れたA業務の方がやりやすかった、とのこと。
最初は、「現実的にB業務になったんだからそこで工夫してみれば」、と伝えて割り切ることを薦めたが進展しない。
「じゃあ、何があれば割り切れるのですか」と質問すると「充実感」と言う。A業務では充実感があった。でも、B業務で は充実感を経験していないから割り切れないわけで、それを割り切れと言われても割り切れるはずがない。
「B業務で充実感を得るためにどんなことができますか」と尋ねたらようやく会話が回り始めた。
きっと、その方は割り切らないままB業務で充実感を得るだろう、その結果、A業務もB業務もそれぞれいいところがあるし、今後どうしようと益々割り切れなくなるだろう。
割り箸は割っていないときに商品価値があるけれど割った途端、道具になる。自分の市場価値を高めるには割り切らない方がいいのかもしれない。