不便ではなかったけれど不便だった話
1か月前だろうか、ガラスのテーブルが割れた。昨晩、不燃ゴミとしては大きいので小さくしようとさらに割った。大きな音もなく上手にできたなあと感心して破片を袋に入れようとしたら右手の人差し指を怪我した。
「あっ」と思ったら血が出てきた。あれよあれよという間にビニール袋にポタポタ落ちた。久しぶりに見た自分の血は鮮やかで「うん、よく酸素が混ざっていて赤いよ」と感心していたらポタポタからポポポポポとひどい出血。
慌てて左手を血の受け皿にしてバスルームに行った。傷口を流水に浸すと赤い水がシンクに広がった。蛇口は血だらけで殺人現場のようだった。
バンドエイドどころではない。ティッシュペーパーをぐるぐる巻きにした。すぐに血がにじんで真っ赤になるので数秒で取り替えなければならなかった。何度か交換していると傷口が見えるようになった。1センチくらいの半円だ。傷は浅くて流水の位置を変えるとペロンとめくれた。
人差し指に心臓があるかと思うほどドックンドックンした。
さて、今朝の話でこの記事のタイトルになる。「不便ではなかったけれど不便だった」というのはトイレでの話。意外と難しかったです。拭くのが。