またやってしまった。
「すみません。チケット失くしたんですけれど」
「はいっ、160円です」
東京メトロ表参道駅で私はチケット失くした報告を駅員にした。きちんと買ったのに追加料金を取られてしまう悔しさは、シャワーの後のウンコみたいにやるせなさがある。しかも、チケットを失くしたのは一度や二度ではない。
そして、高度なモラルを保ち、日々精進を続けている私(ウソ)はふと、考えた。
元を取り返さねばならない
というわけで、「いつ かやってやる!」という確信犯。そう、遠くに行くときに最低料金のチケットを買うのだ。そして失くしたふりをして160円で済ます。
しかし、こんな妄想も、読みかけた本の間にチケットを見つけたりして萎えるのは私がしっかり者ではないからだ。