寂しい風景 後編 | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

寂しい風景 後編

前回からの続き

私は、「経営の大局をつかむ会計 ~健全なドンブリ勘定のすすめ~ 」という本を読んでいたのですが、もうすでに40分近く叫び続けている「憑依の女性」が気になって仕方がなかった。

本を読みながら「憑依の女性」を観察していると、電車の騒音が大きな時に叫んでいることに気付いた。駅に停車し、静かな時はおとなしくなるのであった。

電車はやがて埼玉県を通過し、弊社の取締役が下車した。「憑依の女性」は静かになった。S取締役は何か電磁波でも出しているのだろうか…。

そんな訳はなく、原因は車内が混んできたためであった。

私は、読書に専念した。

車内がさらに混み会話でざわめいてくると「憑依の女性」は叫び始めた。私は再び観察するために本から顔を上げた。

すると、するとですよ。

さっきまで
S取締役が座っていた席にすごい美人が座っていた。

「経営の大局」をつかむことはできなかったが、「女性の対極」を垣間見ることができた。


終わり


参考:憑依の解釈 (憑依現象と社会) 解説:池田光穂