寂しい風景 前編 | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

寂しい風景 前編

今日は、他県に日帰り出張。その帰りの電車内での出来事。

なにやらその女性は大変な事件に巻き込まれているようだった。

 「あなたはそんなこと言うけれど何の根拠があるのですか?」

 「…」

 「警察に言っても構いませんよ!」

 「…」

 「そこで笑っている女の人、あなた、おかしいんじゃないですか?」

 「…」

 「私がお医者さんに何か言われていると思っているんでしょ。言われてなんかいませんよ!」

 「…」


少し精神に異常をきたした女性だった。人間が一人で大声で叫ばなければならないほどの怒りはどこまで持続できるのだろうか?「…」の部分は彼女に何と聞こえていたのだろうか?

「寂しい風景」だった。


つづく