好き嫌い | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

好き嫌い

野良猫の「クロネコヤマト」が自己主張をするようになった。深夜にやってきて「腹がへったにゃ~」と。そして、「煮干では満足しないにゃ~」とも言う。以前はあんなに煮干が好きだった(はず)なのに魚肉ソーセージの味を覚えてからは我儘になってしまった。

好きな仕事をしているスタッフは輝いている。しかし、観察を怠ると「クロネコヤマト」のようになってしまう。野良猫と一緒にするのは失礼かな。まあ、無理は承知で伝えたいのは“成長するスタッフ”という話。

好きな仕事をしていると人はどんどん工夫をする。効果的な場合もあるし、失敗することもある。それでも充実感・達成感があるのでどんどんやる。

ところが、ある日、主張をする。ここがポイントだ。多くの場合、自分の工夫がすべてだと考えるから限界を感じているのを主張しているだけなので、主張をよく聞いた後に視点を変えさせることができれば成功だ。人間ひとりで考えることには限界がある。

我儘な主張にはヘキヘキするが、自分の限界を主張するようなスタッフは貴重だ。その裏に成長しようとする意志がある。

さて、野良猫「クロネコヤマト」の話に戻る。魚肉ソーセージを与えることは簡単なのだが私が用意した夕食は、煮干にかつお節を少し混ぜたもの。しっかり平らげてくれた。