提案における「相手の気持ちを考える」ということ | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

提案における「相手の気持ちを考える」ということ

今週読んだ本は、「CEO logic」(レイ・ジョンソン著・中経出版)にリスク分析の項目があります。

  事業とはある計算されたリスクに挑戦し、お金を儲けることである。
  計画を立てることの目的はすべてのリスクを排除することではなく、
  どのリスクなら負うか決めることである。
  重要な鍵は、リスクの大きさと性質を理解することで、
  そのリスクを許容できる範囲内に管理することだ。

起業をお考えの方はそっくりそのまま解釈していただくとして、その他の方々にも意味深い内容が含まれています。つまり、何かを提案する時には自分本位ではなく相手のリスク分析をしっかり行わないと、その提案は通らないということです。

難しいのは、そこに、自分だけ都合の良い思い込み、楽観、希望が加わるから問題が発生する。「相手の気持ちを考えなさい」という教えは提案採用、交渉成立、自己実現のための準備には欠かせない要素でしょう。

「チャンスは準備を怠らない者の頭上にある」。そりゃそうだ。