謙虚と傲慢
先日、ビデオでハンマー投げ室伏広治選手のドキュメンタリを観た。現在29歳で、15歳からハンマー投げをしている。経験14年目だ。ところが昨年末に合宿で練習したのはこれまでとは全く異なるスタイルだった。コーチのアドバイスを真摯に受け止めメモをし、体で試し、ビデオでイメージトレーニングをする。それの繰り返し。結果はご存知の通り、アテネ五輪で金メダルだ。
将棋の米長邦雄永世棋聖は、8度目の挑戦で名人になる前、弟子の自宅に行き!その中川大輔5段(当時)を師匠と敬い、当時最先端の戦型を教えてもらい史上最年長で名人位に就いた。米長邦雄永世棋聖の場合、キャリアは30年を超えていた。
一般的に十年以上のキャリアがあると自分のやり方に固執し、新しい試みをしない。というより、過去の実績にすがって嫌悪さえする。世の中は進んでいるというのに。
室伏広治選手と米長邦雄永世棋聖は、もともとその分野で第一人者と認められていたのだ。新しい挑戦をする動機は何だったのだろうか。
私は、そこに「謙虚」と「傲慢」を見る。
「謙虚」は、まだまだ自分は弱い。強くなるために何でもする。
「傲慢」は、まだまだ自分は強くなる。それを証明するために挑戦する。
室伏広治選手は、記者会見で語った。「本当に大切なのは、メダルへ向けて努力していくことだと、今も思っている」と。室伏広治選手にとってメダルは単なる結果で、ひとつの通過点でしかないのだろう。
将棋の米長邦雄永世棋聖は、8度目の挑戦で名人になる前、弟子の自宅に行き!その中川大輔5段(当時)を師匠と敬い、当時最先端の戦型を教えてもらい史上最年長で名人位に就いた。米長邦雄永世棋聖の場合、キャリアは30年を超えていた。
一般的に十年以上のキャリアがあると自分のやり方に固執し、新しい試みをしない。というより、過去の実績にすがって嫌悪さえする。世の中は進んでいるというのに。
室伏広治選手と米長邦雄永世棋聖は、もともとその分野で第一人者と認められていたのだ。新しい挑戦をする動機は何だったのだろうか。
私は、そこに「謙虚」と「傲慢」を見る。
「謙虚」は、まだまだ自分は弱い。強くなるために何でもする。
「傲慢」は、まだまだ自分は強くなる。それを証明するために挑戦する。
室伏広治選手は、記者会見で語った。「本当に大切なのは、メダルへ向けて努力していくことだと、今も思っている」と。室伏広治選手にとってメダルは単なる結果で、ひとつの通過点でしかないのだろう。