いやぁ、

こんなブログテーマの記事は、できればこれ以上増やしたくないと思うのですが、

復讐


(↑ダークサイドへ落ちそうになった時)



「ブラックフライデー」で、どこもかしこも

ブラック、ブラックと聞こえてきますので

今日は、本当に珍しく

私、メグリの中のブラック(超レア)を吐露させていただきます。



ブラックなメグリさんなんて嫌だわ‼️🤣という方は、ここで閉じていただければと思います。



色々残念な私は、普段、愛情だけが有り余っておりまして、それをどこに使おうかと日々考えて暮らしています。


とりあえず職場であるクリニックで、患者さんをはじめ、先生や同僚に注げますね。


あとは日常で愛する家族や友人、

道端でバスの中で、スーパーで

チャンスは逃しません。

私に出来る最大限をフル発揮。



しかも、愛情というのは、注げば注ぐ程、「注がれた側」ではなく「注いだ側」に増えていくという摩訶不思議アドベンチャーなモノです。


注げば注ぐほど増えていくものって、愛情の他になかなか無いのでは?



そんな私が先日、娘のバレエのレッスンを見学しに行ったのです。



めったに見に行きませんので、久々に娘がどんな風に成長しているのかを見せていただこうと思いまして。



レッスンルームには入口がひとつだけあって。入口以外は壁に覆われています。(進撃かっ🤣)



入口右側に立てば1番見やすいのですが

そこには別の保護者の方がスタンバッておられました。



ですので、私は入口左側から見学。



左側からは、鏡に映った生徒さんたちの姿が

ほぼ全体的に見渡せるのです。



そこで立ちっぱなしで、夢中になって娘や他の生徒さんの動きを見ていました。



途中、待合奥に、若いお母さんと3歳くらいの女の子がいることに気づきました。きっとお姉ちゃんのバレエレッスン待ちです。



3歳の女の子は持って来ていたらくがき帳に絵を描いていました。



お母さんも一緒にお絵描きをしておられました。

3歳ってじっと待ってなんかいられませんからね。手持ち無沙汰にならないよう、準備万端で来たお母さん。



3歳って手がかかる頃だもんな。と思いながら、

私も大変だったなぁーと思い出したりして。



私は、再びバレエレッスンに目を移しました。



それから1時間程、バレエレッスンを見学しました。



途中、待合の3歳女の子とそのママの元に、パパと思しき男性がいらっしゃって、パパが女の子を抱っこしたり、何気ない会話が交わされるのを、私は見ました。



再び、私はバレエに目を移しました。



あと1~2分ほどでレッスンが終わりそうな頃に、私は、自分の後ろに気配を感じました。



ずっと娘さんと絵を描いていたお母さんが、最後だけでもお姉ちゃんのレッスンを見ようとしておられるのだと分かりました。



でも、私も娘のレッスンが見たかったんですよね。センターレッスンの最後のところ。

さっき、上手く出来なかったところを、どうやって娘が修正するのかを見届けたかったのです。



私は何度か後ろを振り返りましたが、

あと1~2分を「どうぞ」と譲るのも今更な感じがしましたし。迷った挙句、

レッスンがよく見えるその場所をそのお母さんに譲らなかったのでした。



娘が上手く修正できているのを見ることができたところでレッスンは終わりました。



私は少し離れた出入り口のところまでスタスタと下がり、娘が着替えるのを待ちました。



例のお母さんがご主人に「全然見えなかった🤣」と言っているのが聞こえました。

(でしょうね。そこからは見えないことを私は知っています。)



私は娘を待っている間に、違和感を覚えました。

🤔

なぜ、私は最後の1~2分を

あのお母さんに譲らないという選択をしたのか、、、。🤔



だって、おかしいのです。

行動が私らしくない。


そんなシチュエーションがあれば、嬉々として「どうぞ」と場所を譲ったはずなんですよね。「ここ、見やすいですよ!気がつくのが遅くってごめんなさい。もうすぐ終わっちゃいます!どうぞこちらへ。

いえいえ、私は長い間見ていましたので大丈夫👌」

とか言っていたかもしれません。


ずーっと3歳のお子さんの相手をして、お姉ちゃんのバレエなんて全く見る時間はないっ!

そのお母さんがようやく見ることができたのに。


なぜ、私はそこに留まったのか。何か理由があるはずです。あまりに私らしくないので。🤔



ようやくパパが来てくれたから、3歳女の子をパパにお任せして、お母さんはお姉ちゃんのバレエが見られるはずだったわけです。


ようやくパパが、、、。



ようやくパパが、、、。




、、、、。




、、、、。





うそーーーん🤣分かってしまった!



理由が分かってしまった!!


😇😇😇



私、その時気づいたのです。

我が家は、夫が単身赴任をはじめて2年弱。



その時のその一家の状況を見て、私は「旦那さんが助けてくれる」という状況が羨ましかったのでした。



妬み嫉み(ネタミソネミ)

ああ こんなことってあるでしょうか😇



うそやろ!?と思いました。

こんなに愛情有り余る私が、困っている人の役に立ちたい私が。



「ご主人登場〜!」

と共に


心の窓をピシャリ!!😕と閉じ始め。



めっちゃ見やすい場所に

仁王立ちオバンと化したわけです。😫



絶対に譲らん!!

という頑固ジジイのようなオバン。その ふてぶてしさといったら🤣動画とかで見れたら、めっちゃ恥ずかしくて直視するのもはばかられる行為だと思います。



2年間で、小さなことが少しずつ少しずつじわじわと積み重なって。



今頃になってボディブローのように効いてきたのです。



例えば、前回記事にした

自転車パンク案件。



あれもウリャーー!!と

1人で車に積み込んで、自転車屋さんに修理に出せるのですが、

ちょっと頑張らないといけないんですね。



子どもの体調不良の時、夫は居ませんから、1人で全て対応するしかありません。



バレエの発表会の時には

みなさん早朝に親子で車で会場に向かいます。

近くの1番安いパーキングは10じからしか開かない。

皆はそのパーキングに停めるという。



どうやって!?と思って質問すると

「旦那に10じまで待ってもらってそのパーキングに入れてもらう。母子は先に集合場所へ。」という皆の回答。


ですよね〜😅

うちは居ないから、朝イチで

他の高額パーキングに停めるしかないなー。🤣とか。



ひとつひとつは小さな小さなことなのですが、ちょっとずつ、ちょっとずつ。



2年弱かけて、積もったソレは、

私に仁王立ちさせるほどのブラックな感情へと成り果ててしまったのでした。



ヒィィー オバンの場所譲らない仁王立ち。

マジで恥ずい。

かっこ悪い。

恥ずかしすぎるーー!!


他人を羨んだことはあります。

そのせいで自分が悲しく感じたことはありました。

でも、その感情を理由に意地悪な行動をとったのは初めてかもしれません。


たまに、意地悪な人って居るじゃないですか。なんか絶対譲ってくれへんなーとか。なんか優しくはないのよねー。みたいな。


そういう人には、事情があるのだろうと思ってスルーしていました。別の良いところを見つけたり、愛していれば、どうってことはありません。


うちの夫のように、根っからの意地悪なヒトも存在しますし、

なるほどなるほど、

たまたま、そういう「自分ごと」で心貧しくなってしまって

意地悪をはたらいてしまう輩もいるのだなと実体験から学びました。



でも、それって完全に「我が(自分) の事情」です。



それを前面に押し出して、振りかざして、他人に譲らないって。図太すぎます。



でも、あの時の気持ちは本当だった。



私は、久々にバレエを見に来ている!

しかも 夫は単身赴任中(振りかざしてる 苦笑🤣)

あなたは頑張っている。知っている。絵を描いていた。描き続けていた。


しかし!

ご主人が来た!

はい、来ました。登場。


めっちゃ任せられる。

はい、全て任せられます。


私、バレエ久しぶり。

夫単身赴任。


はい、絶対私。



我こそが1番前で見学するに

相応しき者なり。


神より選ばれし1番前。

仁王像ですか?

ちょっと短足の仁王像ですか?


何だと!?

言ってくれるじゃないか。😂

しかーし!

仁王像と言うなら

言えば良い!

こちらは、仁王像と言われようともダメージは受けぬわ。

進撃の巨人のごとく気持ち悪いだろう。


しかし!選ばれし私はここから

1ミリたりとも動かぬ!

それが私。

選ばれし私。

仁王立ちのオバン。

仁王立ちの奇行種。

それが私。

いわんや仁王像をや!


フハハハ



フハハハハハハ


、、、、。




、、、、。




、、、、。




虚しい。



次会ったら、絶対秒速で譲ろうと思いました。🤣



え!?あの仁王オバンやん。

なんで今日、すぐ譲ってくんの!?

こわ!

こわいんですけど!?

仁王が天使の皮被ったみたいになってる。

逆にこわい。

ムキムキの腕や脚が隠しきれてない。😰とかなりそうですね。



その後、非常に反省して

箱を買いに行ったり。

モロッコ料理を楽しんだり。

ペンのイベントに行ったり。

自分で自分を楽しませました。



それはそれで良かった。



でも、仕事のことは仕事でしか解決できないのと同じで。



夫婦のことは、夫婦のことでしか解決できないのだなと私は悟りました。



ちゃんと向き合おう。



夫に

「貴方が居ないことが、2年間でじわじわと私の寂しさを増幅させている。言ってもどうしようもないことなのだけれど。そんな話を聞いてもらいたい。」とLINEしました。



夫からは

23時ごろ

「ようやく仕事が終わった。明日から沖縄出張だ。」

と返信がありました。


業務連絡やん、、、それ、、、😢



と思っていたら。



夫からLINEが

「最近、上司と面談があって

単身赴任、寂しいっす。と伝えた。」と返信がありました。


でも来年も単身赴任は続きそう、、、という流れでしたが


ほんまやん。


家族と離れて、夫も寂しいんやん。😭


私より寂しいやん。

子どもたちにもなかなか会えへんのやから。



それでも頑張ってバリバリ稼いでるんやん。時々、何のために頑張ってるんか分からんくなるくらい、「咳をしても1人」みたいなシチュエーションだってあるでしょうよ。


彼、元気やから咳とかしないけども。


ふと、何なんやろうな、自分で選んだサラリーマンやけども。🤔って思うこともあるでしょう。



「単身赴任、寂しいっす。」

この一言を聞いて、

うん。

離れているけど共に頑張ろうと思いました。


私は夜

「ここに貴方が居ないのが寂しいのじゃなくて、ここに貴方が居ないと思うことが寂しい。ウォウウォオー」

という大事マンブラザースバンドの曲を自転車を漕ぎながら泣きながら歌いました。


2回目の「ここ」は心を意味するのかもしれないな。


存在が今、ここに居ないことではなくて


心が繋がっていないとか、気持ちを分かち合えていないことが寂しかったのだな。私は。


と気づきました。



ブラックな行動をとってしまったけれど、それによって気がつけて良かった。


あのお母さんには、ほんと平謝りです。🙇‍♀️


今ある幸せに感謝して。

しんどい時は、ちゃんと相手に伝えて。

分かち合って。


そうやっていこうと思いました。


寂しいときや

虚しいとき


好きなもの。

例えば箱やペン。笑 

珍しいお料理

は、私たちに元気をくれます。



でも、どこかで私たちは気づいています。


素直に向き合うことが

1番大事だと。




最後まで読んでいただいて

ありがとうございました🎵