塾待ちの車内で、月明かりに照らされる愛読書。🌕☕️

Kindleじゃダメな本。手の中におさまる感じ。

表紙の手触り。好きです。



こちらは短編集です。

自分の感性と合わない場合、
「はぁ??」っとなるお話もある(割とある)のですが
そういう部分も含めて、今の私は激ハマり中。

どういうところが良いかを私なりに考察してみますと、、、。



現実社会では、さしてスポットがあたらない
私や誰かのような人間が主人公。毎回。


片隅に存在するクセ強めな人物に光が当たっており、当然、片隅なので奇跡は起こらない。


代わりに日常とか、こだわりなんかが「偶然」を起こしたりもする。そう思って読み進めていたら、もはや異世界ファンタジーな作品もあって、えぇぇー!?ということも起こる。振り回されます。😂


好きになる瞬間の描写が良い。
、、、あっ、好きになったよね、今。というやつ。


視点の面白さ。

例えば、読者である私は
登場人物AとBのこれまで生きてきた背景や辛い過去さえも知らされている。


でもお互い何も知らないAとBが出会って、お互いが良き友人になれそうな瞬間などを目撃することができる。


「上手くいくといいな♪」って思える。(読者の余裕のある視点)


かと思ったら、
AとBが確かに惹かれ合ったと感じられる瞬間があるのに、AがBに何て言ったのかは私(読者)には伏せられたりすることもある。読者は蚊帳の外。そしてそのまま話が終わる。🤣


「え!?ちょっと!!!今なんて言ったん??なんて言ったんよーー!!想像だけが膨らむ!」
(読者余裕なし!狼狽させられる。🤣でもその余韻攻撃に夢見心地。どないやねん。)


こだわりの強い主人公に、自分を重ね合わせて楽しめる。もしくは影響を受けてこだわりの引き出しをさらに増やしてしまいそうになる。


などなど。
挙げてみると様々な魅力が。😚


この本の中の「青いインク」というお話なんてもう。✨✨✨


万年筆ともインクとも関係ないけれど


私のこだわりの安いボールペンのついての
愛情がほとばしってしまいました。


ちなみに青いインクの話は、途中でバッサリ終わったりして、「続きを、、、!!!続きを読ませてぇぇーーーー!!!」と半狂乱にさせられます。


しかし、ちゃんと本書に続きがあって ホッ。☺️

おすすめです。



月とコーヒーは読み切ってしまって
今、私はこちらを読んでいます。👇




月とコーヒーと同じサイズ感。

1の栞ひも(スピン)の色が、いわゆる6番目のブルーなのかな?とかニヤニヤと考えてしまいます。

不思議な世界のお話です。



最後までお読みいただきありがとうございました♪