今日は過去の記事を編集してアップいたします。



大好きな夫、通称“ミュータント”について書きたくなりましたので。



仕方ないから付き合ってやろうか、、、😕という 心の広いお方は記事の最後まで是非お付き合いください。



不快に感じられる方もいらっしゃると思いますので、そういう方はスルーしてくださいね。



では、参りましょう!




私は結婚して、もうすぐ18年めになります。



夫と初めて出会ったのは高校1年生の入学式ですから、それ以来 四半世紀にわたって 何らかの形で関わり続けているということになります。



若い頃は、なんだか 腐れ縁だなーと思っていましたが、いつの日か「腐れ縁が腐り果てていくまでを この目で見届けたい。」と思うようになりました。



それはいずれ ミュータントが成長していく姿を 間近でワクワクしながら見続けたい!というポジティブな気持ちに変わっていきました。




夫の見た目は「猿の惑星」の猿を  限りなく人間に近づけたような顔をしています。



猿に似ている人間というよりも

人間に似ている猿。



愛しい!!!!




そんな夫は、ミュータントですか?

というくらい 体力があり、富士登山競争も、初めて走ってなかなかのタイムで完走してしまいます。



作業がめちゃ早く正確で、仕上がったあとの

ちょっとしたプラスワン的 気づかいも出来るのです。(←心からの、、、というよりは 計算尽くの感じです。ピュアハートとは対極にいるヴィランです。)



まぁ!痒いところに手が届く!




もう こういう人間には 敵いません!

素晴らしいっ!!と

私は日々、褒めたたえております。



例えば、

夏にシンガポールの旅から戻った際、空港から駅までの直通バスに乗ったんですね。



空港から出発したのが23時を過ぎていましたから、もう 皆、眠くて眠くて。



高速バスに揺られて 駅に到着するまで、一家で眠り続けました。



ようやく駅に到着した時には もう0時を過ぎていました。



私は 白目で抱っこ紐に入った末っ子を抱えながらバスを降りました。



ミュータントが「ここで待ってて。」と言った場所で  末っ子を抱え、長女、次女と共に スーツケースを出してもらうのを ボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

っと待っておりました。



なんだか船の音みたい。

ここは海ですか?


ボーーーーーーーー。




と、その時、

バスの荷物入れから、ミュータントが千手観音のように 次々とスーツケースを降ろしている姿が見えました。



え!?

さすがミュータント。笑笑

この状況でもスパスパ動ける!

バスの荷物を出すおじさんが遅いから、やりましょうか?と言って 千手観音戦法で 手伝ってあげたのかなーー。ボーーーー。




と白目で見ていたら。



奥の方から 私たちのスーツケースを取り出したミュータントが 落ち着いた口調で



メグリ、そのタクシー止めといて。



と言ったんですね。



霞む白目で夫の指さす先を見ますと、一台だけタクシーが止まっているではないですか!!



私は、黒目を正面に戻し、タクシーに駆け寄りました。




乗ります!



そう言ったら ミュータントはもうスーツケースを2つひいて 私たちの元にやってきました。

一緒にバスを降りた人たちは、まだ荷物の方を向いています。



そして もう一度振り返った時には、我々の後ろに30人ほどの行列が出来ていたのです。




ミュータント!

おそろしい子!!!





いつからタクシーに気づいていたの?と尋ねると、「着いた時にまず確認した。」と。



そして 人差し指をこめかみにあてて


「ズルがしぃ やろ??」


と言いました。



いや、

私は その「ズルがしぃ」という言葉が 気になりました。

「ズル賢い」のミュータント的活用形!? にしても あまり センスを感じませんね。



しかし それを凌ぐ、



敵いません!!の気持ち。



だって、白目の私を立たせた位置も、タクシーに1番近い場所だったのですよ。



ぜーんぶ計算尽くで動いているっ!!!!そしてイメージ通りの結果を出しているっ!!!





オーマイガー!!!




私、直通バスを降りた後、どうやって帰ろうとしていたんだろう、、、。



白目でボーーーー。ここは海ですか?とか思っていたのです、、、。

おそろしいわ!



でも、直通バスに乗っていた 他の皆さんも同じだったはず。 あとから行列になったわけですから。今から順番にタクシーに乗って帰るのでしょうか、、、。




そんな ミュータントは、船の汽笛のような私からすれば、只々 眩しい!



一緒にいると、その猿の惑星のようなビジュアルの背景から、イグアスの滝のような いわゆる絶景を見たときのわぁーー!すごいわ!!と感じる気持ち、 生命力の粒子みたいなものを感じます。

↑あくまで 私だけが感じるステキさですが。




しかし、ミュータントも 休日に 資格試験の勉強をする、、、となると、急に 息子とトミカで遊び出したりします。



、、、、。そろそろ勉強しようか??



と促すと




ハ、、、ハイ。




と言って自分の部屋に上がっていき、




しばらく 頑張っているなーと思っていたら



「今から 子どもたち連れて 買い物にいってくるよ。」とドアを開けると、、、。


ベッドにうつ伏せに横たわるミュータントの姿がっ、、、、、、。



「眠くなってきたから、寝てるねん。」


いやいや、あかんやろっ!!!


どんだけ 座学キライやねんなっ!


勉強キライな男子高生かっ!


その横たわり方が、、、



shikabaneのようだわっ!



イグアスの滝よ!
イグアスの滝!



どれだけ 盛り上げても
彼は屍のままでした。笑笑笑笑


まぁ 結局 大人ですから 勉強もするのですが、今から30キロ走っておいでというと ワクワクして出かけていくのに、座学となると まずは屍です。


意味が分かりません。


その 分からないところがイイ!!!



散々、私だけが感じるミュータントの素敵さを語ってしまいましたが、まだまだ語り足りないので 年末、義母と一緒に 皆が眠ったあと、ビールを飲みながら楽しむことにします。


そうは言っても夫婦って難しいですよね。


たとえお互いに魅力を感じて結婚したとしても、生きているうちに お互いの環境がどんどん変化していきますからね。


人間自体もどんどん変化していきます。


仕事のスタイルが変化していけば、それに応じてお互いサポートし合わなければなりませんし。


子どもが生まれたら、それまでのやり方では 上手くいかなくなってしまうこともあります。


変わらずに 良い関係を続けていくためには、お互いの変化、取り巻く環境の変化に応じて、共に変化し続けなければならないという。


変わらず愛し合うためには、変わり続けなければならないということなのかも知れません。


これが 不思議なカラクリだなぁといつも思います。


本当に個人的な熱い想いを 最後までお読みくださった皆さまに感謝いたします。



いい夫婦でいるための秘訣は何だと思う?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう