こんにちは。

 

ブログにおこしくださり、ありがとうございます♪

 

今日は、映画「美女と野獣(日本語吹き替え版)」から 「ガストン、ル•フゥの法則」について書いてみたいと思います。

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美女と野獣(字幕版)についての記事はこちら☜

 

↑こちらは感想ではなく 開演前の「単なる私の妄想劇場」ですがてへぺろ

 

 

 

 

美女と野獣は「日本語吹き替え版」も良かったよ~!というブロ友さん方の声を聞き、

こりゃ観に行かねば!と出かけました。

 

良かったです。

 

とっても良かったです!

 

吹き替えをしている方々が、そうそうたる顔ぶれらしく。


とくに私が心惹かれたのは「ガストン」の吹き替えをされている「吉原光夫さん」の声!

 

字幕版のガストン役俳優ルーク・エヴァンズの声よりも、もっともっとガストンなんです。ウインク

 

実際に「劇団四季の美女と野獣」でガストン役をされているミュージカル俳優の方なんですね。

 

もう、ガストンよりもガストンなんじゃないかというガストンぶり。

 

そういう意味で、吹き替え版で観た方が「ガストンの魅力」を圧倒的に強く感じました。

 

 

ガストンはちょっとアホなんですが、背が高くてハンサムで、力強くて、欲望に忠実な自信家。姑息な手を使ってでも 結果を出す男なんですね。

 

ある意味カリスマ的な魅力があって、良い人か悪い人か、、、だけではカテゴライズできない魅力があるわけです。狭い村では、彼はまぶしいくらい輝いているのです。

 

私の中で、「ガストン」の魅力がアップすることによって、彼を慕う「ル・フゥ」への共感も、増大しました。

 

「ル・フゥ」はディズニー初のゲイをイメージさせるキャラクターです。それが原因で、上映中止になる国や、条件付きで上映する国も!?というニュースもありました。参考記事☜

 

ル・フゥは、「魅力的な人の傍で、自分も魅力的になったような気がしちゃう。」そういうタイプの男なんですね。

 

ガストンに憧れて、ガストンの魅力にしびれながら、いつも近くで過ごしているわけです。

 

分かるよ!ル・フゥ!

 

ここで呼び覚まされた私の記憶。

 

私が小3くらいの頃、スーパー美少女転校生が引っ越してきたことがありました。

 

お父様は整形外科医。

 

お顔は「和製オードリー・ヘプバーン」のよう。

 

近所の公園でドッジボールをして遊んでいたサルのような私たちのもとに天使が舞い降りました。笑

 

サルたちは、もちろん汚れても良い、動きやすさ重視の服装でしたが、彼女は違いました。

 

モノトーンのチェックのワンピースにひまわりのブローチ。

 

こんなサル山に紛れ込んで良いのかしらと案じてしまうほど美しく、そこにいるだけで 男女問わず人々を惹きつけてやまない存在でした。

 

存在するだけで、人々を魅了してしまう。そういう人っているんですよね。

 

小3の私は、彼女の美しさにうっとりして、「ああ!友達になりたい!」って思いましたもの。 ル・フゥの気持ち、分かるよ!

 

 

そして、同時に思い出された高校時代の記憶。

 

高校からの帰り道、一緒になった同学年の男子。

 

友達の友達だったので仲良くしていて、一緒にドーナツ屋さんに行こうということになりました。

 

そのお店でポイントを集めるともらえるBagがあって、色違いの二色のBagが手に入ったんですね。

 

その男子は、その片方を「明日から学校で使ってほしい」

 

と私に言ってきたんです。

 

意味が分からず真意を問うと、彼がこんなことを語り始めました。

 

「クラスの中には、ランクがあって、上のグループに所属したいけれど、そうなれない人が居るのを知っているか?俺が、今、そうだ。メグリが俺とおそろいのBagを持ってくれたら、俺はひとつ上のグループに上がれる。」

 

、、、、。

 

、、、、。

 

気持ち悪い!その発想が気持ち悪い!!!ゲッソリ

 

しかし、そんな彼は女子からモテモテの理系男子。背が高くて、整った顔立ちのテニス部。「貴公子風」。一体あなたのどこからそんな発想が飛び出すのよっ!と驚いたのを覚えています。

 

今思えば、彼は女子からはモテていたけれど、優男という感じで、同性からは やっかみの対象だったのかな。同性の中ではあまり居場所を感じられなかったのかもしれません。


女子からは「ガストーン♡」みたいに 黄色い声をあげられているのに 男子の中では いまいちな自己評価。


その打開策が 私と同じbagを持つ!?


、、、。


、、、。


当時の私は 進学校に合格したものの それまで夢中になっていた勉強や 生徒会活動、イジメられている友達を守るには、、、という活動なんかを全て辞めて 自由に!自分だけの欲望に忠実に生きてみたい!と思って暮らしていました。


それまでは友人や先生からの厚い信頼と 不登校のクラスメイトの家を訪問する、、なんていう秘密裏に依頼される仕事もあったりして やりたくて始めた活動が 広がりすぎて少し重く感じることも。


高校では 成績ガタ落ち、先生からの信頼はゼロ。どちらかといえば迷惑な生徒だった私。おしゃれや恋に夢中になっている生徒もいましたが 私みたいにそれだけに情熱を注いでいる人はいませんでした。進学校です。みんなちゃんと勉強しています。笑


そんなアホな私の何処かに 彼は強烈な魅力(ガストン)を感じてくれたんだなぁと 今は微笑ましく思い出されます。


同じbagを持つことで 自分の評価が上がると信じてやまなかった彼、、、。

ル・フゥかよっ!!!笑


こうやって思い出しただけでも

ガストン


ル・フゥ


ガストン


ル・フゥ


いたるところに ガストンと ル•フゥ が居ます。


 同一人物が 同時にガストンであり、ル・フゥであったりもします。笑

(同時多発的に繰り広げられる ガストン、ル•フゥ。)


みんな誰かに憧れて、みんな誰かに羨ましがられてる。笑



映画では、このル•フゥも じっくり観ると魅力に溢れているんですよね。


そのお話は また別の機会に♪


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。