トヨタで学んだ紙1枚にまとめる技術 | Tiny Tweaks can lead to Big Changes

トヨタで学んだ紙1枚にまとめる技術

トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術/サンマーク出版

¥1,512
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トヨタ出身の著者が生み出した、紙1枚で必要な情報を整理
し、考えをまとめ、伝える技術について書かれた本です。
トヨタには、業務上の書類をA3またはA4用紙1枚にまと
めあげる企業文化が根付いています。

しかし、1枚にまとまった書類は確かにわかりやすいのです
が、どうやって1枚にまとめるかというマニュアルはないた
め、まとめあげるのには時間がかかり、最初のうちはかなり
苦労するそうです。

著者は試行錯誤を重ね、自分なりの型を作り上げました。

その型の特徴として、下記の3つをあげています

①ひと目で全体が見える(一覧性)
②枠がある(フレーム)
③枠ごとにタイトルがついている(テーマ)

ひと目で全体が見えることにより伝わりやすくなり、枠やタ
イトルがあることで、その部分に何が書かれているかすぐに
わかります。

また、自分の考えをまとめるにも非常に有効なのは、人は空
白のフレームがあると埋めたくなるという特質があるからで
す。

白紙に自分の好きなように書けと言われるとなかなか書けな
いものですが、フレームがあるとそこから書いていこうとい
う気持ちになるのは、皆経験があるのではないかと思います。
一見、簡単で大したことが無いようにも感じられますが、私
自身実際に試してみて非常に効果的なことに驚きました。

紙1枚にまとめるというのはひとつの型と言えますが、本書
では型の重要性を強調しています。

トヨタに紙1枚にまとめる文化があるように、取引先との交
渉や顧客との対応などあらゆるものには型があり、仕事が出
来る人と言うのは、仕事の型を人より多く把握しています。
そして、常に仕事のベースをこの1枚に据えることで、型を
つかむ期間が短縮できるとしています。

私なりの解釈では、自分がいつも同じやり方をしているので、
返ってくる反応をみれば、問題点や特質が見えやすく理解が
速くなるという事ではないかと思います。

思考の整理には、論理的思考とかロジックツリーやマインド
マップなど様々な手法もあるかとは思いますが、一般的には
少し難しかったり、面倒だったりするところもあります。

それらに比べると、本書で紹介されている方法は、簡単で非
常に試しやすい上、他の手法にも負けないくらい効果的なも
のですので試してみる価値はあると思います。