すべてのお金の悩みを永久に解決する方法 | Tiny Tweaks can lead to Big Changes

すべてのお金の悩みを永久に解決する方法

すべてのお金の悩みを永久に解決する方法/サンマーク出版

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すべてのお金の悩みを永久に解決する方法

最近、お金に関するマインドについて書かれている本をよく見かけ
ます。

それらの本によく書かれているのが、寄付をするなど自ら与える事
の重要性ですが、多くは何故与えるのか、またどのように与えるの
かという事については触れられていません。

ビルゲイツなどお金持ちは、例外なく積極的に寄付している、と言
われても、それはお金持ちだから寄付できるのではないかとも思っ
てしまいます。

また、おもいきって寄付してみたが、何もいい事が起きなかった、
という人も少なくないのではないでしょうか。
本書の特色としては、そのあたりについて、自然の摂理とかお金の
法則などという曖昧な言葉でまとめずに、かなり具体的に記してい
ることです。

まず、何故与える事が重要かという理由についてですが、それは執
着から解放されるからだとしています。
誰しも経験があるかと思いますが、物事に執着している時はどうし
ても手に入らないものが、その気持ちが消えるとすんなり手に入っ
たりすることがあります。

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ほとんどの人は、何かを必要とすればするほど、それを手に入れる可
能性が高まると思っています。しかし実際はその逆です。
激しい欲求に基づいて何かを手に入れようとすればするほど、その対
象を遠ざける事になるからです。
逆に執着を和らげると、対象を遠ざける力を弱め、欲しいものを手に
入れる可能性を高める事ができます。
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お金も同じで、あえて与えるという行為を繰り返すことで、それが習
慣になると、次第にお金を手放す事に抵抗がなくなり、結果として執
着から解放される。
そして執着から解放された結果、お金が引き寄せられるようになって
きます。

では、どのように与えればよいのでしょうか
喜んで与える事は無分別に与える事ではなく、以下の3つの点を考慮
する必要があります。

①どれくらい与えるか
 著者は研究結果より、収入の1~5%が最善だとしています。
 それより多く与えてはいけないという事ではありませんが、割合が
 10%に近付くと負担が大きく、与えることに嫌悪感を感じて、続
 かないことが多いようです。
 喜んで与え続けるには、多すぎる金額はかえって妨げになります。

②誰に与えるか
 個人でも団体でも良いのですが、大事なのは相手がおおらかな気持
 ちで受け取ってくれる事です。
 個人の場合、多くは与えられたほうは負い目を感じ、借りを返そう
 とし、それが出来ないと後ろめたさを感じるので、注意が必要です。
 喜んで与えるのが大事なように、喜んで受け取ってもらう事も大事
 なのです。
 そういった意味で言うと、団体のほうが無難であることが多いよう
 です。

③いつ与えるか
 喜んで与える事の基本は、貯蓄からではなく収入から与える事です。
 貯金から大金を1回寄付するより、金額は少なくとも毎回収入を得る
 たびに与え続けるほうが大事です。
 執着を無くすためにも、継続してゆく事が必要です。

冒頭でも書きましたが、最近お金に関する本が増えてきたように思い
ます。

今まで、特に20世紀はお金を手に入れる方法、貯める方法などのみに
興味が集中していたように思いますが、最近になってお金と言うもの
の本質は何か、どのようにつきあってゆくべきかという事を皆が考え
始めているのではないかと感じます。