今、ここを真剣に生きていますか? | Tiny Tweaks can lead to Big Changes

今、ここを真剣に生きていますか?

今、ここを真剣に生きていますか? やりたいことを見つけたいあなたへ/講談社

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今、ここを真剣に生きていますか?

35歳で大学入学、40代で大学院終了後、慶応大学で准教授と
して教育、コミュニケーションを教えているという異色の経歴
を持つ長谷部葉子氏の著書。
いつ終わりがきてもいいという覚悟で、今を真剣に生きる事を
テーマとして書かれています。
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何かを言葉にすることは、あなただけの視点をもって物事を理解
することです。結局のところ「体験を言葉にする」ことは
「自分の言葉」を形作ることなのです。
「自分の言葉」で話せるようになれば、社会に出てから、それが
あなたの強みになります。
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本書の中に、お弁当をいつもつまらなそうに食べている小学生の
子に、何を食べたのか聞いても
「わからない..なんかお肉..」とか「なんか揚げたもの..」
と気のない返事しか返ってこない。
そこで、毎日きちんと何を食べたのか説明させるようにしたところ、
一生懸命説明するようになり、合わせて成績もどんどんあがって
いった話が紹介されています。
説明するのが面倒で、「わからない」と言ってしまえば楽かも
しれませんが、楽をした分、その経験は活かされません。
日常の小さなことでも、意識して自分の言葉にしてゆくことで、
物事を自分なりに理解し、自分の個性が形作られてゆくのでは
ないかと思います。
自分の言葉にせず、知識や情報だけをいれると、他人の言葉を
自分の言葉と勘違いしてしまうことがあります。
「世界の貧困を救いたい」とか「何かクリエイティブな仕事を
したい」と言う人の多くは、誰かの言葉や実感を借りて言ってい
るだけで、自分の経験や実感が伴ってはいません。
そういう人には、失礼かとは思いますが、何か軽いものを感じて
しまいます。
一方、自分の言葉で語れる人の夢は、もっと具体的で実感が伴っ
ていますし、魅力も感じます。
ここまで書いてきて、自分の言葉で話すのは、コミュニケーション
にとっても重要なことではないかと気がつきました。
コミュニケーションに悩んでいる人は多いし、いろいろな手法もあ
るとは思いますが、流暢ではなくとも自分の言葉で話す事が、相手
に自分を理解してもらう最大の秘訣ではないかと思います。
ちなみに私も説明するのが面倒で「すごい良かった」とか「別に」
で済ませる事が多いので、大いに反省です。