幸せをお金で買う 5つの授業
「幸せをお金で買う」5つの授業
日本語版では「幸せをお金で買う」という題になっていますが、
原書では
Happy Money The Science of Smarter Spending
幸せになるための賢いお金の使い方、というような感じですね。
お金があれば幸福というわけではない、という事はよく言われます
が、お金のある無しではなく、お金の使い方によって幸福度にどう
影響がでるかに焦点を置いて書かれた本です。
この本であげられているハッピーマネーの5つの原則は
1.経験を買う
2.ご褒美にする
3.時間を買う
4.先に支払って後で消費する
5.他人に投資する
この中で、私自身が良いなと思ったのは1「経験を買う」です。
日本でもアメリカでも、家というのは大きな買い物だと思いますが、
研究によれば、気にいった家を買っても、もちろん住居に対する
満足度は高くなるのですが、全体的な幸福には影響が無いそう
です。
では、何が影響するかというと
支出選択と幸福度を関連付けたところ、最も重要なカテゴリーは
レジャーでした。
多くのお金をレジャーに使う人々のほうが、お金を上手に使った
という実感を持ち、人生に対する満足度が明らかに高いそうです。
スウェーデンにアイスホテルという、氷のベッドで寝るホテルがあ
ります。
快適さだけを考えれば、もっと快適で安いホテルがあるはずです
が、観光客は、みな忘れられない経験をするために、そこに泊ま
ります。
そして、寒い経験に満足します。
*日本から行く人も多いようですが、満足度高いですね
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g939981-d259843-Reviews-Icehotel-Jukkasjarvi_Norrbotten_County.html
私も昨年スカイダイビングを体験しましたが、忘れられない体験
です。
冷静に考えれば、わざわざお金を払って空から落ちてゆく必要も
ないのですが、では倍のお金を払うから、あの経験を無かった事
にしろ、と言われても拒否します。貴重な経験ですから。
誰しもお金に変えられない、経験を持っているのではないかと思い
ますし、そういった経験の多さが幸福度を高めているのだと思いま
す。
経験以外にも、お金の使い方について述べられていますが、全体
的に感じるのは、上手なお金の使い方をした、と感じられるときに
人は幸福度が上がるという事です。
例えば、誰かにプレゼントをする時というのは、けっこう幸福な気持
ちになりますし、相手が喜んでくれればなお幸せな気持ちになります。
いくらお金をもっているか、いくらお金をだせるかにかかわらず、こ
れから使おうとしているお金によって、どう幸福感が得られるかと
いう事を考えながら使うことが大事だと思いました。