ちょっと尊敬される人になる本
- ”ちょっと尊敬”される人になる本 (単行本)/三笠書房
- ¥1,050
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とんでもなく尊敬されたいとは思わないけれど、ちょっと尊敬された
ら愉快だろう、そんな事を思っている人たちに「ちょっと尊敬される」
ための心構えとノウハウについて書かれた本です。...
著者の齋藤孝氏は、たまにテレビのコメンテーターなどで見かけま
すが、その知識に加えて、語り口や表情が「ちょっと尊敬」というイ
メージにピッタリはまったので読んでみました。
印象に残った事は3つあります
①上機嫌をコントロールすること
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その日、夫婦喧嘩をしたからと言って、仏頂面をして学生を指導する
という事があってはいけないと思っている。
事実20年以上教えているが、ほとんど不機嫌になった事はない。
学生に注意するときでも、自分の機嫌を崩さない。禅の教えにもつな
がるところがあるが、自己抑制の上に立った笑顔である。
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わかっていても、いろんな事情で機嫌が悪くなってしまう時はあります。
そして周りは、顔色を見て気を使う。
どんな時でも、感情的にならずに落ち着いていられる人は、それだけ
で安心できるし、ちょっと尊敬されると思います。
②手短に話す事
10秒でもかなりのコメントが出来る。
10秒で話す練習をしていれば、1分間でどんな難しい内容でも説明で
きるようになるそうです。
申し訳ないとは思いますが、説明が長いうえにまとまっていない人に
は、イライラしてしまいます。
簡潔にわかりやすく話をしてくれる人は、それだけでやはりちょっと
尊敬します。
③世代を超えた人脈を楽しむ
同じ世代、同じ環境にいる人たちとしか人脈がないのはさびしいですね。
特に年下、20歳くらい離れた人とでも、違和感なく会話を楽しめる人
たちを見ているとうらやましいし、ちょっと尊敬します。
最後に、この本は特に懇親の力作というわけでもないですし、一生
読み続けたいような深い内容の本でもありません。
おそらく、著者も今までの経験を生かして、軽く書きあげてしまった
本ではないかと思います。
こういった本を、簡単に仕上げてしまう齋藤孝氏は、やはりちょっと
尊敬すべき人だなと思いました。