ゼロ-何もない自分に小さなイチを足してゆく
- ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社
- ¥1,470
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ゼロ-何もない自分に小さなイチを足してゆく(堀江貴文)
ホリエモンが自らの生い立ちから始まり、働く事について書いた
本です。
事業やお金が一番というイメージを演出していた(されていた?)
堀江氏ですが、実際の彼は非常にさびしがりやで、働いていれば
誰かとつながり社会とつながることができる、という事があれほど
仕事にのめりこんだ理由である、と自ら語っています。
そんな彼がこの本で強調しているのが、タイトルにもなっている
「ゼロ」
多くの人が、行動する前に成功する答えを求めて探し回っている
が、それはどうしたら楽に成功できるかを求める「掛け算の答え」
を求めている。
しかし、スタートラインはゼロであり、ゼロに何を掛けてもゼロ。
物事の出発はイチを足す事-小さくとも地道な一歩を踏み出す事
から始めなくてはならないとして、働くことの必要性を訴えていま
す。
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どんなにたくさん勉強したところで、人は変わらない。自分を変え
周囲を動かし自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働く
こと」なのだ
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そして、やりがいは「見つける」ものではなく、自らの手でつくる
ものだとしています。
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やりたいことがないという人は、やりたいことがないのではなく「
出来っこない」と決めつけて可能性にフタをしているだけ、そのフタ
を外せば、やりたいことなんて湯水のようにあふれだしてくる。
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読んでみて、彼は一般的なイメージとは違い、非常に不器用かつ
努力家という印象を受けました。
彼のお金に対する考え方は批判されていましたが、どちらかという
とお金より働く事に執着している様子が感じられます。
ある意味、努力もしないで成功する近道だけを探している人の方
が、よほどお金に執着していると言えるのかもしれません。
多くの人、特に日本人は世間一般の常識に沿った行動をすること
が多く、自らの可能性にフタをしている傾向が強いと思います。
おそらく、堀江貴文という人間は常識というものを気にせず打ち破
ってきた、それが成功した原因であり、あれほど批判された原因で
はないでしょうか。
彼を好きな人も嫌いな人も、一読をお薦めします。