君に友だちはいらない
- 君に友だちはいらない/講談社
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過激なタイトルですが、読み進めるうちにとても納得のゆく内容の
素晴らしい本でした。
...
友だちはいらないとしながらも、著者はチームや仲間の力が大事
だとして、例として黒澤明監督の「七人の侍」について述べていま
す。
黒澤監督ばかりが有名ですが、あの脚本は黒澤明、橋本忍、小国
英雄という3人の脚本家のチームによって作り上げられたものだそ
うです。
よいチームの条件としてあげているのが
1.少人数
2.メンバーが補完的なスキルをもつ
3.共通の目的とその達成に責任を持つ
4.問題解決のためのアプローチの方法を共有している
5.メンバーの相互責任がある
この辺りは非常に納得できます。
会社も創業の頃や、規模が小さいうちはこういった条件を維持して
いると思うのですが、大きくなるにつれ、だんだんとこういう気持
ちが薄れて、同じ組織に属しているだけで仲間とは言えない状況に
なってゆくような気がします。
この本で印象深いのが「仲間というものは必要性があるから作るも
ので、仲間を見つける事が目的ではない」という考え方です。
よって、当初の目的を達成して、互いに必要とする時期が終われば、
離れるのが自然であると。
「友だちはいらない」という言い方は過激に聞こえますが、確かに
SNSで「いいね!」するだけの友だちならいらないかもしれません。
私も同じ目標の中で、一緒に頑張れる仲間の方が欲しいと思います。
「友だちも仲間も他人から配られるものではなく、自分自身の生き
方を追求することで自然に出来上がっていくのだ。」
この言葉が、とても心に響きました。