ルールを変える思考法 | Tiny Tweaks can lead to Big Changes

ルールを変える思考法

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)/KADOKAWA
¥1,470
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ニコニコ動画で有名なドワンゴの社長、川上量生氏の著書。

私にとっては、テレビゲームもオンラインゲームも同じに思える
のですが、著書によればテレビゲームには3つの致命的な欠点が...
あるそうです。それは
①人間がコンピューターの決めたルールに従って、ゲームをプレイ
する
②反射的な思考能力の速さを競うゲームがほとんど
③コンピューター相手にゲームをやっても人間との付き合い方は
学べない

この中でも、著者は①のルールについて、特に言及しています。
ビジネスで優位に立つのはルールを作る側であり、既存のルール
に従っていては、新規参入したものは絶対に勝てないシステムに
なっていることがある。
だから勝つためには「ルールの検証」から始めるのが良い。
綿密に見直せば「変えた方がよいルール」は意外に多い。

ルールを変えるというより別の切り口から考えるということでしょ
うか。
ニコニコ動画は、すでに動画ではYouTubeがサービスを確立
させているので、そこで勝負をしても無理。
それなら「生放送」「ライブ感」でコンテンツを打ち出すという事
から考えついたものだそうです。

決めたルールに縛られ、そのルールの中で一生懸命もがくよりルー
ルから抜けだしてみる考えが出来るかどうかということですね。
YOUTUBEの件で言えば、ルールの中だと、せいぜい画質を良
くする
とかその程度のことしかおもいつかないでしょう。
私も含め、多くの人は決められたルールの中で改善を考えるのが
習慣になっていて、ルールを変えるという発想に欠けるような気が
します。
ただルールを変えるといっても、その為には検証を含め、じっくり
と考える必要があります。
②の反射的な思考能力の速さを競うゲームがほとんど、というとこ
ろにつながりますが、その場での判断ばかりで、じっくりとことん
考える機会が少なくなっているような気がします。
自分自身も反省ですが、じっくり考えるというのも一つの習慣、技
術ではないかと思います。

ゲーマー社員との対談では、正直言って半分くらいしか理解できま
せんでしたが、ゲームでの勝ち方を仕事に応用している点はすごい
と思いました。

ゲーム関係はまったくやらない私でも、この著者の考え方はとても
参考になりました。