前回
早速
点滴の準備
血管が細い為
左右どちらで取るか
散々悩む看護師
この時点でものすごく不安な気持ちに
不安になると
迷走神経反射が起きてしまう
普段なら絶対
横になって受けるのですが
なぜか
お願いしなかった
そしてこれが大失敗
「痛みや痺れはありませんか?」
聞かれ
痛みも痺れもないが
まずい
くらくらしてきた
これは失神するやつ
「痺れ…はないけど
ちょっと…だめ…かも
貧血…」
なんとか貧血は伝えられた
すぐに点滴の看護師さん
他の看護師にヘルプを出す
「◯◯さん(看護師)、支えて下さい!」
ヘルプ看護師さんが横に来て
支えてくれたのを感じる
「寄りかかっていいですからね」
もう限界で
遠慮なく寄りかかる
思い出せそうで
思い出せない
何を思い出そうとしている?
何
何だっけ
何か大事なこと
目が覚めた
汗びっしょり
周りには
数名の看護師と医師
また失神した
失神から目覚める時独特の
何かを思い出せそうで思い出せない
懐かしいようなもどかしいような
あの感覚は
文章でうまいこと説明できず
意味不明でしたらすいません
迷走神経反射とのことで
車椅子に乗せられ
ベッドへ運ばれる
しばらく休んでから
やっと検査
着替えは下半身のみ
例の尻ANAあき紙パンツ
尻ANAにジェルを塗られ
カメラが突っ込まれ
医師開口一番
「カタマリがすごく残ってる」
鎮静剤入れても意識はある
ものすごく恥ずかしい
そして検査
なかなか終わらない
こんな長かったっけ
医師に
便の塊が多くて
検査に時間がかかっているのか問うも
「そんなことはないです」
だったら何だ
しかも血圧をまめにはかってるのも気になる
前回こんなだったっけ
くたびれてきた頃
「やっと一番奥まで来ました」
「奥は綺麗ですね
カタマリは手前四分の1くらいまで降りてましたから
あともう少しでしたね」
便のカタマリの話は
もう勘弁して欲しい
体感的には
30分以上検査してたような
つづく