onagawa factory(小さな復興プロジェクト) -15ページ目

onagawa factory(小さな復興プロジェクト)

宮城県牡鹿郡女川町において、モノづくりを通して震災復興を目指した「小さな復興プロジェクト」は今、
新たな女川町の魅力を創りだす企業「onagawa factory」としてさらに素敵な街づくりに貢献していきます!

みなさまこんにちは! 代表の湯浅でございます!



先日より皆様に支援のお願いをしておりました 【READYFOR?】 ですが・・・無事に達成することができましたアップアップ

本当に本当にありがとうございます!!!

レーザー彫刻機が壊れてしまい、商品制作・開発にも支障をきたしておりましたが、皆様のご厚意により、再度チャレンジする機会を頂戴しました!


皆様のお気持ちを忘れることなく、これからも新たな産業として確立すべく努力してまいりますので、今後とも応援いただけますようお願い申し上げます!!!


そして今回はもう1件!



昨年まで楽天イーグルスでご活躍し、今年からオリックスでご活躍されてる鉄平選手がなんと!

我々のためにバッドを提供してくれました!!!!



このバッド、実は折れてしまったバッドなんですが、そのバッドを再利用させていただき、onagawa fishを作らさせていただく訳ですあげ

鉄平選手が使っていたということで、ファンの方だけでなく野球少年も喜んでくれそうですね♪


野球少年が持ってくれることで、子供たちにも常に防災意識を持ってもらえたら、我々としても本当にうれしいかぎりですきらきら


災害が起きたら、まずは自分の身を守ること。そんな意識を持つことが減災につながっていくのです。



いまの子供たちがいつまでも震災を忘れずに、防災意識を持ち続けて大人になって行ったら・・・それはそれは、大きな価値を生み出すことでしょう!


未来に希望を持てる商品。


鉄平選手のご厚意によって、新たな付加価値が生まれました!


鉄平選手、本当に本当にありがとうございました音譜




震災から4年目に入った今、周りの状況は大きく変わりました。


だけど、まだまだ本当にたくさんの方のお力添えがありますこと、改めて感じることができました。



より良いもの作りと、より良い街・事業づくりが皆様への最大限の恩返しと思って、日々を大切に過ごして参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます!




onagawa fish house AURA ショップページ



◆販売協力店はコチラをクリック◆



小さな復興プロジェクトオフィシャルfacebookページ 【onagawa fish house アウラ】

この度の消費税率引き上げに伴い、当団体の商品の販売価格を4月1日より以下の通り変更させていただきます。



また、販売協力店様におかれましては、非課税業者様の場合もございます。その場合、販売価格に消費税がかからない場合もございますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。



   商品名            改定前       改定後


 

○キーホルダー各種    1200円(税込)→1200円(税別) 売価1296円



○ストラップ各種     1050円(税込)→1000円(税別) 売価1080円



○天然石付ストラップ各種 1575円(税込)→1500円(税別) 売価1620円



○マグネット        840円(税込)→ 800円(税別) 売価864円



○ロゴ入りコースター   1260円(税込)→1200円(税別) 売価1296円



○ロゴ入りペアグラス   2520円(税込)→2400円(税別) 売価2592円



○キーホルダー各種    1200円(税込)→1200円(税別) 売価1296円



○ネックレス各種     2500円(税込)→2500円(税別) 売価2700円



○レザーブレスレット各種 3800円(税込)→3800円(税別) 売価4104円



○編みこみブレスレット  1575円(税込)→1600円(税別) 売価1728円



○パンッダフィッシュ    840円(税込)→ 800円(税別) 売価864円



○箸置き          840円(税込)→ 800円(税別) 売価864円




以上、ご理解いただけますようお願い申し上げます。



                   代表  湯浅 輝樹






彫刻機が壊れてしまいました。今一度皆様の温かいご支援をお願いいたします!!

詳しくはこちらをご覧ください→ 【READYFOR?】


onagawa fish house AURA ショップページ


◆販売協力店はコチラをクリック◆



小さな復興プロジェクトオフィシャルfacebookページ 【onagawa fish house アウラ】



みなさま~こんにちは!! 作山でございますラブラブ


今週は、ぽかぽか陽気でやっと女川にも春がやってきました桜

でも、風があるので今日は花粉が花粉が・・・・・ガーン 朝から鼻がムズムズ、目はかゆく

化粧は落ちるし・・・大変です叫び この季節は化粧したくないのですが

さすがにすっぴんは・・・(/ω\)見せられません(笑)


みなさんは花粉症対策万全ですかはてなマーク



本日は、28日のイベントのお知らせをいたします



◎新寺こみち市

  『復興応援市~あの日を忘れないために~』


 日時:10:00~15:00


 場所:新寺2丁目蓮池公園~新寺小路緑道~新寺5丁目公園




春の陽気に誘われながら是非イベントへお越しくださいませドキドキ






みなさまこんにちは!湯浅でございます!



震災から4年目に入り、支援で買っていただく商品から、『欲しい!』と思ってもらえる商品づくりに力を入れ、これからも沢山の方に可愛がられる企業体となれるように努力してまいりますアップ



さて本日は、近日発売予定の商品のご案内です音符



まずこちらは・・・・


【日本檜(にほんひのき)】



先般発売した物は北米産のイエローシダーともいわれる、アラスカヒノキで。こちらは国産の檜。


節が入ってるものもありますが、イエローシダーよりも香が良く、ほのかなピンク色が癒されるアイテムです♪


そしてこちらが・・・・

【姫松(ひめまつ)】

松の木の一種ですね♪ ピンクとホワイトのグラデーションが非常に綺麗です↑ こちらも国産木材です!


そしてこちら・・・・


【北海道産ミズナラ】




以前販売しておりましたオークも楢の一種ですが、北海道産のミズナラは『japanese oak(ジャパニーズオーク)』と呼ばれ、高級木材との事です↑ 

以前のオークより虎班(とらふ)と言われる三日月模様は出にくいですが、逆にそれが木目の高級感を増してるように思います♪


そしてこちらは・・・・


同じく女川を拠点に活動するグラフィティライター“D-BONS”さんにペイントをお願いしてた、コラボのonagawa fish!!!



様々な色をスプレー缶でしか出せないグラデーションやミストで鮮やかに表現されたコラボfishは全て一点もの‼︎ 


しかも、商品のひとつひとつに“power”“sea” “challenge”などの言葉が刻まれ、その言葉がデザインとマッチしてて・・・お勧めどころか、僕が全部欲しいぐらいの逸品です顔



これらの商品、近日中にWEBショップにリリース予定ですが、まずは16日の“女川町復興祭”にて先行発売いたします!

ペイント商品は、当日D-BONSのライブペイントがあることもあり、即日完売するような予感がします・・・。


なので、また同じデザインを上げてもらえるよう頼んできました笑



女川内でのコラボ商品で女川力をより沢山の方に知ってもらいたいので、少しでも早くリリースできるよう頑張ります!


是非16日は女川町復祭に足を運んで下さいね♪


お待ちしております!



彫刻機が壊れてしまいました。今一度皆様の温かいご支援をお願いいたします!!

詳しくはこちらをご覧ください→ 【READYFOR?】

onagawa fish house AURA ショップページ


◆商品のラインナップと購入方法はコチラをクリック◆
 

◆販売協力店はコチラをクリック◆


小さな復興プロジェクトオフィシャルfacebookページ 【onagawa fish house アウラ】



1980年の3月4日は火曜日だったのを僕は今でもはっきりと覚えている。


当時小学2年生だった僕は足の病気で“3年間”の入院を宣告され、入院した日が1980年3月4日。


お医者さんから


「3年は入院しないとだめだね~」


と言われたけど、3年という月日がどれほどに長いものなのか、8歳の自分には恐怖と不安でいっぱいだった。




入院の日、病院で突然車いすを押した看護婦さんが近寄ってきた。


「あれ、テルのだったりしてねぇ~♪」


と、冗談っぽくお母さんが言ったが、無情にも看護婦さんは、


「はい、今からこれに乗ってください!3年間かどうかはわからないけど、この先歩くどころか立ってもダメですよ!」


と言った。  途端にお母さんは泣き崩れた。


それでも気丈に振舞っていた僕は、病室のベッドに連れて行かれて、この場所が3年間の生活の場だと聞かされても涙は流さなかった。


「毎日お見舞いに来るからね!」


って言いながら号泣してるお母さんを横目に、


「面会は週に一回、日曜日だけですよ!」


と、看護婦さんは冷たく言い放った。当時、その病気の専門病院が少なく、他県からも子供たちが集まっていたので、毎日お見舞いに来れない人も多く、差別をなくすための措置だったのだと、今になって思う。


それでも泣き崩れるお母さんを安心させたいから、僕は泣かなかった。


しばらくすると、病室に学校の先生が来た。 学校へ行けないから、病室で授業をするのだ。


突然にすべてが変わってしまって、受け入れられない状態のまま授業が始まり、お母さんは帰って行った。


先生が、


「では筆入れを出してください。」


と言ったので、僕は筆入れを探した。 


だけど見つからない。おそらく自分の部屋の机の上に忘れてきたのだ。


『(取りにもどらなきゃ!!)』


と思った途端、


『(3年も戻れないんだった・・・)』



そう思った途端から涙があふれ出た。泣いても泣いても涙が止まらなかった。足なんか治らなくていいから、とにかく家に帰りたい。ただそれだけだった。


夜は暗い病室の恐怖におびえながら布団にもぐり、泣きながら指折り次の日曜日を待った。火曜日から日曜日が、途方もなく長かったのを、34年経った今も、はっきりと覚えている。






途方もないと思っていた3年間だけど、子供はすぐにその状況に順応する。3年も経てば、それが当たり前の生活になっていて、退院が決まったその日には、病院の看護婦さんや一緒に生活してた仲間たち、病院の先生と離れるのがさみしくて、入院の時よりも大泣きしていた。



だけど、退院して“普通”の学校に戻ると、掃除の時間でほうきの使い方がわからない。


「そんなこともわかんねぇの?」


と、すぐさまいじめの対象になった。


歩けるようになったけども、曲がってしまい、左右の足の長さが違くなってしまった僕の歩き方は“普通”とは違く、歩き方を馬鹿にされたり“普通”の服装がわからずに


「だせぇ服着てるんじゃねよ!」


と、いじめは加速していった。


自分の入院のせいでうちにはお金がなく、“普通”の服を買ってほしいなど、口が裂けても言えなかった。



*************************************************************


震災から今日で3年が経ちました。


大人になった僕からすれば、3年はあっという間でした。


変わった事といえば、30代から40代になって白髪とシワが増えたぐらいに感じるほどに、周りの状況に変化はありません。


だけど、子供にとっての3年はおそらく、大人の10年ぐらいに感じているはず。


“普通”と言われる生活がどんなものなのか、子供たちは知る術もない。


このままのスピードで復興が進むのであれば、被災地の子供たちは“普通”を知らずに社会に出ることになります。




震災の風化は日々加速し、かけてもらえる温かい言葉はどんどん冷たくなってきています。


僕が幼少期にいじめられたように、当たり前のことができない事を厳しく言われます。




いじめられていた僕は、できない自分が悪いんだと思い、日々暗くなっていきました。


だけど、負けず嫌いなうえに、車いすで鍛えられてた腕っぷしの強さで、


「できねぇモンはできねぇんだよ!歩けねぇモンは歩けねぇんだよ!買えねぇモンは買えねぇんだよ!“普通”なんてわかんねぇだよっ!!!」


と、爆発しました。


すると途端にみんな優しくなっていきました。





震災から3年経ったけど、できないこともまだまだ沢山あります。


“普通”じゃないことだらけです。




だからこそ僕らは、メディアに出ない真実を伝え、声にだし、助けてほしいときは助けを求めながら“普通”の生活を作り上げていくしかないのです。


そして、途方もなく長い時間苦しい生活を強いられてる子供たちのためにも、大人の都合で復興のスピードを落とすことは絶対にいけません。



震災から3年。



たくさんの方々からの力をいただきながら過ごして来れましたこと、心より感謝申し上げます。


そしてこの先も、優しいだけじゃなく厳しくとも、我々が成長していく姿を見守っていただきたく、心よりお願い申し上げます。





世の中のみんなが平等に平和に豊かに暮らせるよう、足りない部分を補い合える世の中。



これからの“普通”は、そんな世の中なのかもしれません。





            【小さな復興プロジェクト】 代表:湯浅輝樹



彫刻機が壊れてしまいました。今一度皆様の温かいご支援をお願いいたします!!→ 【READYFOR?】

 

onagawa fish house AURA ショップページ


◆商品のラインナップと購入方法はコチラをクリック◆
 

◆販売協力店はコチラをクリック◆


小さな復興プロジェクトオフィシャルfacebookページ 【onagawa fish house アウラ】