女川現地スタッフの「ノリさん」は、震災当時まで漁師さんとして漁船に乗っていました。
しかし、その漁船は大津波で山のほうまで流されてしまったと言います。
onagawa fish は、一つひとつ手作りなので、ほんのわずかですが幅やカーブのラインなどにばらつきが出ます。。
ほとんど同じように見えますが、ご覧のように機械での荒削りの段階で fish のプロポーションが決まります。
スタッフの誰よりも捕れた瞬間のお魚を見てきた「ノリさん」だからこそ出せるラインがあるように思えます。
その「ノリさん」は実は学校の授業では美術も好成績だったそうです。
美しいラインを求めて妥協せずに削り込んでいます。