痛ましい事件がまた起きてしまいました。
皆さまそれぞれに思うこと、感じることがあるかと思います。今回は完全に私見ではありますが、記録として残しておきたいと思います。
まず、今回問題点として上がっている、アンケートを加害者である父親に見せてしまった件について。
これは完全に大人のミス、あってはなかったミスだと私は思います。まず市は、父親からのアンケート開示要求があった時点で即刻児童相談所の介入、警察の介入を求めるべきだった。市は児相に連絡した、児相は連絡があった事実はないと主張していることからも、連携がうまくいっていなかったことが浮き彫りになっています。そもそも児相は、なぜ以前彼女を一時保護した際に、自宅へ返してしまったのか。アセスメント、モニタリングは本当に十分だったのか。その時に児童養護施設への措置、入所を取っていたら彼女の命は助かったかもしれません。施設職員は、きちんと彼女の家族背景を知った上で、何年もかかるかもしれないけれど一番良い時期に家庭へ女児をお返し出来るよう、家族再統合を目指して家族へ専門的な支援を行います。今は家族として一緒に過ごせなくても、彼女の長い人生で捉えた時に、今は離れて施設での暮らしを選択するべきだったのではないかと思えてなりません。先の未来で家族再統合が果たされなくても、それが彼女にとって一番良い選択となるよう、施設側は支援を行えたはずなのです。(施設の空きがなかったなど何かしら問題があったのかもしれませんが…)
加害者である親への批判について。
ひとりの命を奪ってしまった。それは紛れも無い事実で、決して許されることではありません。本当に痛ましい事件となってしまったこと、残念でなりません。ただ、この親もまた苦しんでいたのだろうと私自身は推察します。実際に彼女が保護され家庭へ戻った時に虐待を否定していること、アンケートの開示を要求していることからも、父親が彼女に対して関心があったことがわかります。歪んだ形での愛情表現となってしまっていますが、父親は少なくとも彼女に対して異常なまでに執着心や関心があったということが見てとれます。
虐待経験のある子どもを救う上で一番難しいなと感じたのは親から子どもへの無関心でした。保育士、児童福祉司や施設職員からの必死の投げかけも届かない、それが子どもに対して無関心な親なのです。間違った形だとしても子どもへの関心があるのであれば、それを正すことさえできれば、家族として再出発することが可能性としてあるように思います。
今後についての私見。
虐待をしてしまう親もまた、深く傷ついています。親自身が子ども時代に深く傷つく経験をしていた場合も多々あります。虐待の連鎖です。それを止めるために、保育園や幼稚園の先生にも子育て支援、ソーシャルワークの技術が求められる時代になってきました。施設職員もまた、日々入所する子どもたちのケアワークに明け暮れながらも、その傍で親御さんへのアプローチ、支援も必死に行っています。児相の児福司もまた、ひとりで何十、何百というケースを抱えながら、親への支援を専門的な目で行なってくださっています。支援者は誰もがみな必死に取り組んでいます。
でも。足りないんです。手も、時間も、スキルも、何もかも追いつかないという現実が突きつけられます。保育園、児童養護施設両者を経験したからこそ、親へのアプローチが欠かせないことがわかっている中で、人も時間も足りず、悔しい思いをする支援者も大勢いるということがわかります。また、自分が親になってみてわかった、誰もが虐待をしてしまうかもしれないという可能性。
自分が我が子を虐待してしまうかも、と不安に思った時に、公的サービス(保育園や学校、児童相談所など)にSOSが出せる人はそうそういないと感じています。SOSが出せるというのは、それだけで力のあることですし、そもそも公的な場に「虐待してしまうかも」とさらけ出せるというのは親自身本当に大きな決断が必要です。だからこそ私は、機能不全家庭に育ち、子育てに苦い思い、悩みを抱えている親の皆さんがもっと身近に相談できる場が必要だと感じています。その受け皿になりたい。身近に相談できる第三者的な場をつくりたい。そう思ってGrowing(Instagram→@punipuni_books)と連携して私自身は今活動を進めています。
親をまずは支えたい。親が変われば子どもも変わる。
それを信じて私にできることからひとつずつ丁寧に取り組んでいきたいと思います!
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