もうあれから8年が経っちゃった。


常に過去を見てる気がする。


今の自分はどうなんだろう。


過去の自分と比べて、今の自分はどうなのかなって。


あの頃の自分までしか知らない父親と会ったら、なんて言うかなって。


褒めてくれるかな。スゴイなぁって。


もう会うことはないけど、


会えるわけがないんだけど、


もし今、会ったとしたらどんな風に思われるか。



1回くらい会社帰りに飲みに行ってみたかったかな。


いわゆる、憧れ。


思ったところで叶うことのない願い。


思えば思うほど、その願いが叶わないと気付いた時の反動は大きい。


でも、簡単に願いの叶う環境にいたとしたら、


きっと願うことすらしていないんだろうと思う。


叶うことのないことだからこその願い。


失って初めて気付く。


きっとそういうもんなんだと思う。


仕方のないことなんだと思う。


それが普通なんだと、そう思う。



もしああしてたら、もしこうしてたら。


ああしてれば、こうしてれば。


そんなことは考えるだけ無駄。全く意味がない。



でも、そればっか考えてた。8年前。


あの時、ああしてれば、こうはなってなかった。


それ以前にそもそも、ああしてさえいれば、ああはなってなかった。


色んな過程を経て、それが行き着いた先は、


自分が生まれさえしなければ。


なんだそれって感じ。


まぁそれだけネガティブになってた時期。



人生なんて。


そんな偉そうなことを言える程、生きてないけど。


人生なんて、偶然の繰り返し。


偶然、偶然、偶然、偶然。


その偶然の繰り返しが、今。


数々の偶然がいくつも重なっての、今。



でも、やっぱり人がたまに見せる信号っていうのは、


誰かが見ていてあげなきゃいけないんだと思う。


それは小さな、見過ごしがちな信号かもしれないけど、


決して見逃しちゃいけない。


誰かが見ていてあげないといけない。


近くにいる人の信号ほど、見逃しちゃいがち。



あの夏。


後悔ばかりのあの夏。


夏が始まる前に戻って、やり直したいあの夏。


色んなことが起こりすぎたあの夏。


いったい、なんだったんだろう、あの夏は。



そんな夏。


今年の夏もそろそろ終わりです。