父74歳。
大腸がん検診で潜血（＋）となり、先日、大腸カメラを行いました。
初めての大腸カメラに憂鬱だった父。
「もう歳だし長生きしたってしょうがないからな」なんて一時は検査を行うことに消極的だった父ですが、何とか説得して無事に検査日を迎えました。
検査自体は寝ている間に終わるから良いのですが…大腸カメラはとにかく前処置が大変なので、弱音を吐きっぱなしだった父。
検査でS状結腸にポリープが1つ見つかり切除してもらい、その後の病理結果でグループ3の腺腫だったことが判明！！
ギリギリ良性でした。
（あと少し遅かったら癌化していて危なかったそうです）
それを知った父は嬉しそうに「お父さんは何度も生き返っちゃうんだよな。しぶといんなよな」と話しており、突っ込みどころ満載でしたが…やはり私は、検診の大切さを再確認した出来事でした。
以前、病棟で働いていた時に患者さんから言われた一言が忘れられません。
「毎年必ずがん検診を受けていたのに、忙しくてたまたま2年あいてしまったのよ。そしたらもう末期。どうして去年受けなかったんだろうって後悔しても後の祭り。」
がんの種類にもよりますが、今は早期発見で治る可能性が高まる時代。
「去年も受けたからもういいよ〜」
なんて呑気なことを言っていた父を、一生懸命説得して良かったと思いました。
