小さな暮らしでは限られたスペースや物で暮らします。その点で地球環境にやさしくできたりお金が貯まったり、心が平穏になるなど、さまざまな利点があります。一方で不便も一部伴います。この記事では小さな暮らしのデメリットと、それらに対処する方法について紹介します。

スペースの制限

小さな暮らしの最大のデメリットはスペースの制限です。小さな家やアパートに住む場合、収納や動線、レイアウトなどに工夫が特に必要です。私が行っている対処方法には以下のような方法があります。

・物を減らす

まずは日々の暮らしに不要なもの(生命維持に必要なもの以外)は断捨離することで、スペースを有効に活用できます。私の場合、テレビは持っていません。理由はテレビから得る情報に人生を豊かにする情報がない&NHK受信料のコストが毎月発生するので捨てました。そうすることでスペースが空いて掃除や整理も楽になり、自分の可処分時間が増えました。

・突っ張り棒とS字フックを使って廊下を活用する

廊下の壁や天井はなかなか活用しにくかったりします。しかし廊下は幅が狭いので突っ張り棒や突っ張り棚がちょうど使えます。さらにその棒や棚にS字フックを引っかけることで料理小物収納や部屋干しスペースに変えることができます。

常識と戦うストレス

小さな暮らしをする場合、心理的なストレスも感じることがあります。例えば、物やサービスを断ることに罪悪感や不安を感じたり、周囲との価値観の違いに対するプレッシャーや孤立感を感じたりすることがあります。これに対する私の対処法は以下の通りです。

・他人は私の人生に責任を取らないことを忘れない

他人は他人が考えた何の根拠もない価値観や世間の常識を要求してきます。しかしいったん立ち止まって考えてみてください。そもそもその他人は私の暮らしや人生が行き詰ったときに助けたりしてくれますか?と。責任を取らない外野はただの外野なんです。この心のスタンスが罪悪感を減らせると思っています。

・小さな暮らしをする仲間を見つける

小さな暮らしをする人や理解ある人と交流することで、ストレスを軽減できます。私の場合、とあるNPO法人で畑ボランティアをしていますが、仲間を見つけられました。その結果、世間からの価値観の違いに対するプレッシャーや孤立感を感じにくくなりました。

まとめ

小さな暮らしでのデメリットを紹介しました。しかし私はデメリットよりもメリット(お金、時間、心の余裕)の方が圧倒的に大きく、幸せを感じているので気にしていません。私が伝えたいのは不便=不幸ではないことです。不便は自分の価値観を見つける上で大切なきっかけなのです。